流行にはのらないで…厚労省インフルエンザ総合対策サイト開設

 厚生労働省は11月24日より、「平成22年度今冬のインフルエンザ総合対策について」の専用サイトを開設。国と地方団体とともに対策に取り組むとともに、国民に広くインフルエンザの対策を呼びかけている。

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インフルエンザ予防啓発ポスター
  • インフルエンザ予防啓発ポスター
  • インフルエンザ流行レベルマップ
 厚生労働省は11月24日より、「平成22年度今冬のインフルエンザ総合対策について」の専用サイトを開設。国や地方団体をあげて対策に取り組むとともに、国民に広くインフルエンザの対策を呼びかけている。

 同省によれば今年は、「季節性インフルエンザ」、「新型インフルエンザ」のいずれも流行の可能性があるという。季節性のものは、特に高齢者が重症化しやすい傾向があり、一方新型は子どもや成人を含めた広い年齢層で重症化する場合もあるという。

 同サイトでは、インフルエンザ予防啓発ポスターを配布するほか、毎年流行のシーズンに寄せられる質問とその回答をまとめた「インフルエンザQ&A」ページを公開。また、全国5,000カ所の医療機関における定点観測をもとに「インフルエンザ流行レベルマップ」を作成・公開していく。

 また、インフルエンザをはじめとした感染症に関する相談窓口を設置。流行状況や予防接種に案内をしていくほか、「咳エチケット」をキーワードとした普及啓発活動を行い、マスクの着用や咳・くしゃみの際の注意事項を呼びかけ、感染拡大の防止をはかっていく。

 なお、25日に発表になった「インフルエンザ患者の国内発生」資料によれば、11月14日〜20日の間に休校、学年・学級閉鎖となったのは全国で27施設。そのうち19件が小学校となっている。
《田崎 恭子》

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