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【中学生】伝統と新しさがバランスよく融合、慶應義塾普通部

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写真はイメージです。本文とは関係ありません
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 慶應義塾普通部に通う拓也くんは、会社員のお父様、専業主婦のお母様との3人で横浜に暮らす。お母様によると「のんびりした性格で特別目立つわけではないのですが、先生方からはユニークとよく言われる」お子さんなのだという。

 普通部は、小学校から大学までの慶應義塾一貫教育のなかの唯一の男子中学校(中等部、湘南藤沢中等部は共学)だ。入試では、男子校としては珍しく面接があるほか、体育実技も課せられる。同校は中高一貫校ではないが卒業後は部長(校長に当たる)の推薦により、慶應の4つの高等学校(慶應義塾高等学校、慶應義塾志木高等学校、慶應義塾湘南藤沢高等部、慶應義塾ニューヨーク学院)のいずれかに進学でき、多くの生徒が同じ日吉にある慶應義塾高等学校に進学する。ただし普通部には中学校としては珍しく留年制度があり、毎年数名の留年者(または退学者)が出るので油断はできないのだそうだ。

 普通部では、1年生は24名の少人数学級で、2年生から40名学級になる。特に1年生のクラスは少人数ということもありすぐに打ち解けて一体感が生まれ、またきめ細かい指導が受けられるのも魅力だという。また生徒も保護者も親しくなり、慶應在学中はもちろん、長い付き合いになる場合が多いそうだ。

 学習面の特徴としては、理科の実験レポートと自然観察のフィールドノート、2年生からの選択授業があげられる。レポートはほぼ毎週課せられ、工学部ご出身のお父様は「要求レベルの高さに驚かされます」と言う。「1つの答えを出すための練習ではなく、考察や感想を求められるレポートは、本当の意味での勉強になると思います」とも。一方で、凝り性の拓也くんは高評価を目指して、1週間レポートにかかりきりになることも多いそうで、「ほかの教科ももっと勉強すればよいのですが」とお母様は心配する。部活は一部を除いて特別盛んということはなく、あくまでも学業優先だという。

 また普通部といえば労作展(文化祭)というほど、この行事を見学して普通部に憧れる小学生も多く、拓也くんもその一人だという。1927年からの長い歴史のある労作展では、3年間かけて1つのテーマに取り組むもの、夏休み中に集中的に取り込むものと取組方はさまざまだが、中学生とは思えないほどレベルの高い作品や論文が並び、小さいお子さんから年配の方まで幅広い年齢の方が訪れるのだそうだ。行事としてはほかに、林間学校・自然学校、海浜学校、スキー学校、各分野で活躍するOBが講義する目路はるか教室、野球の早慶戦の応援などがあるという。

◆学習スタイルは?
 小学生のころから中学生になった現在まで、リビングで学習。受験の際には、サピックス(SAPIX)に通塾。

◆携帯はいつから? きっかけは?
 小学校5年生になり、質問等で塾の帰りが遅くなることが増えたので持たせた。

◆お小遣いは?
 3,000円。学食で飲み物を買うほか、本代などに使う。

◆保護者会の雰囲気は?
 保護者会の出席率はほぼ100%で、ご両親で出席されるご家庭もあり生徒数より出席者は多い。服装は紺や黒のスーツの方が多い。1年生・2~3年生のクラス、部活などで年に数回、保護者の交流の機会があり、和気あいあいとした楽しい雰囲気。

【慶應義塾普通部】
 神奈川県横浜市港北区にある男子中学校。

※ 名前は仮名です。
※ 記事は取材にもとづいて作成しておりますが、本人を特定できないように一部アレンジしております。
《編集部》

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