リセマム6周年

一流講師が指導、未来のリーダーを育てる学童「BunBu学院」の狙い

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株式会社ニリア・バニー 代表取締役社長 細川眞紀子氏
  • 株式会社ニリア・バニー 代表取締役社長 細川眞紀子氏
  • BunBu学院の外観。中目黒から徒歩6分のところにあり、学童保育もカリキュラムもすべてここで行われる
  • 文章表現の第一人者である宮川俊彦氏による文章表現(作文)のクラス。大人が受けてもためになるとのことで、教室脇ではお母様方も聴講していた
  • 子どもたちが過ごすリビングダイニングスペース。グランドピアノもある
 6年先まで入会予約が入っているという学童保育機能を備えた総合塾「BunBu学院(ブンブ学院)」(東京都目黒区)。放課後に子どもたちを預かるだけでなく、“文武両脳”を謳い、脳科学の知見に基づき選ばれたカリキュラムを各界の一流講師20名以上が直接指導すると話題だ。昨年5月の開設以来、クチコミで評判が広がり、遠方から通っている子どもも少なくないという。

 BunBu学院が取り組む「日本の未来のリーダーを育てる学童」とはどのようなものか。運営するニリア・バニーの代表取締役社長、細川眞紀子氏に話を聞いた。

Q.どういう思いからBunBu学院を開設したのですか?

 二リア・バニーでは、以前から2つの保育園を運営しています。通ってくる子どもたちを見ながら、「10年後、20年度、何もかもがロボット化される時代がやってきたとき、それは一見楽なことに思えるけれど、この子どもたちの働く場所がどんどん失われている。そんな時代に、どんな子どもなら勝ち残っていけるのか、そのために今私たちがしてあげられることは何か」。そういうことを考えるようになりました。

 そして感じたのが、子どもたちにインプットしてくれる場所はたくさんあるのに、アウトプットする場所がないということです。だから子どもたちは自分で何もできなかったり、大人になっても自分のやりたいことがわからなくなってしまう。たとえば登校途中でかわいい花を見つけても、それを先生にプレゼントすると「危ない、遅刻する」と叱られてしまう今の時代は、子どもたちが体験するシチュエーションを作ってあげなければいけないと思いました。そしてそれは、目を肥やし、心を肥やすことのできる本物であるべきだと思いました。

 戦前の日本の教育の土台だった「教育勅語」(1890年)は、親を大切にするとか、友達をたくさん作るとか、仕事をちゃんとしようとか、今では忘れられがちな、本当に普通に生きていくために必要なことが書かれていました。今では、いい大学や会社に入るための勉強が教育になっていますが、本当の教育はもっと道徳的なもので、勉強はそうした人間形成のうえにあるべきです。子ども時代に本当の教育を受けられる場所として、BunBu学院を開設しました。

Q.BunBu学院の教育の特徴を教えてください。

 脳科学では、子どもの脳ができあがる0~10歳の教育がとても重要と言われています。BunBu学院はこの時期にあらゆる刺激を与え、バランスの良い学習により、楽しみながら能力を伸ばす環境作りを心がけています。そのために一番こだわったのが講師です。日本の未来のリーダーを育てるには、熱血で子ども一人ひとりのことを真剣に考えてくれる先生が必要で、その先生が憧れのスターであれば、子どもたちの心をよりつかむことができます。ですからまず講師ありきで、学校でやっているような教科ではなく、一生において大事なことを習得するためのカリキュラムを講師の方と相談して作っています。

 また、授業で学んだことをベースとし、最終的には無人島に行っても生きていけるようにするための「サバイバル教育」を重視し、様々なイベントを企画しています。そうした体験を吸収することで、大人になって困難にぶつかっても決して諦めない、創造力、生きる力を身につけさせます。

 日本はご先祖様のおかげでこうして豊かな暮らしをおくることができています。日本は次なる道を作らなければいけません。これから子どもに伝えなければならないのは、善悪の判断です。たとえばゲーム端末を子どもに与える際、良い点と悪い点を本人に考えさせ、豊かな中でも必要なもの必要でないものを理解する。これは3歳児からできることです。裕福になったことが悪いことではなく、ご先祖様に感謝しながら、裕福な環境の中で善悪を判断する力を身につけさせます。

 後編(1月31日公開)につづく。
《柏木由美子》

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