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震災後に地元就職を意識、被災地域では4割以上…マイコミ調べ

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厳しいと思う理由(複数回答)
  • 厳しいと思う理由(複数回答)
  • 就職活動を始めた時点と現在での就職活動に対する感触
  • 希望する初任給の金額(平均)
  • 震災の影響により、中堅・中小企業に目が向くようになったか
  • 震災の影響により、地元就職(U ターン含む)を意識するようになったか
 毎日コミュニケーションズは5月17日、2012年卒業予定の学生を対象とした「2012年卒マイコミ学生就職モニター調査4月の活動状況」の結果を発表した。

 調査対象は2012年卒業予定の全国の大学4年生および大学院2年生のモニター3,921名(有効回答率23.7%)。回答数929名(文系男子202名、理系男子283名、文系女子195名、理系女子249名)。調査期間は4月28日〜5月5日、Webのアンケートフォームによる調査。

 「就職活動を始めた時点と現在での就職活動に対する感触」について聞いたところ、「思ったよりも厳しい」(25.5%)と「思ったとおり厳しい」(37.9%)と回答した学生の合計の割合は63.4%となった。

 厳しいと思う理由については、「就職活動の長期化」と回答した割合が前年の37.5%から大幅に増加し、63.5%でトップとなった。続いて「不景気による採用減」(50.3%)、「学業との両立」(45.0%)、「経済的に(交通費等がかかる)」(44.8%)などとなっている。

 希望する初任給の金額(平均)は18.5万円となり、前年同月比で2.7万円の減少となった。

 「震災の影響により、中堅・中小企業に目が向くようになったか」という質問に対しては、「もともと中堅・中小企業志向なので変わらない」の割合がもっとも高く全体で42.2%、「大手企業志向だったが、中堅・中小企業にも目が向くようになった」の23.1%と合わせると、65.3%が中堅・中小企業に目を向けているという結果となった。特に文系学生では、大手企業志向だった学生の3割近くが中堅・中小企業を意識し始めている。また、女子学生はもともと中堅・中小企業志向である割合が文理ともに5割を超えている。

 今回の震災を受けて、被災地域東北6県(青森県、秋田県、岩手県、福島県、宮城県、山形県)と茨城県在住学生の回答を「被災地域」として集計し、全体の集計との比較をおこなった。なお、今回該当地域の学生は68名であった。

 震災の影響により、地元就職(Uターン含む)を意識するようになったか聞いたところ、「強く意識するようになった」と回答した割合は全体で9.1%、被災地域で14.9%となった。「少し意識するようになった」と回答した割合と合わせると、被災地域では41.8%となり、全体よりも13.9ポイント多いことから、被災地域の学生の地元就職への意識の高まりがわかる結果となったとしている。
《前田 有香》

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