リセマム6周年

中2の保護者、子どものインターネット利用状況を2割が「知らない」

デジタル生活 インターネット

インターネットの利用方法(小学5年生)
  • インターネットの利用方法(小学5年生)
  • インターネットの利用方法(中学2年生)
  • インターネット上での物品のやり取りについての親との会話
  • 有害サイトの閲覧状況(中学2年生)
  • インターネットの危険性やマナーを誰に教えてもらったか
  • インターネット利用についての保護者の認知状況
  • インターネットに接続をする際のルール(小学5年生)
  • 経年データ インターネットに接続する際のルールが「ある」
 日本PTA全国協議会は、「平成22年度子どもとメディアに関する意識調査」の結果報告書を公開している。

 同調査は、子どもたちのコミュニケーションや学びと遊びの変化について考える上での資料とすることを目的に、「携帯電話」「テレビ」「ゲーム」「漫画・コミック、雑誌」「パソコンのインターネット利用」等について調査。調査期間は平成22年11月14日〜27日。全国の小学5年生・中学2年生およびその保護者9,600人を対象に調査票を配布して回収(回収率79.7%)。

 ここでは携帯電話・PHS・パソコンのインターネット利用についての調査をみることにする。

 「携帯などやパソコンのインターネットの利用内容と目的」について、小学5年生の回答では「ホームページを見る」(60.7%)がもっとも多く、次に「ネットゲーム(オンラインゲーム)」(32.8%)、「サーチエンジン(情報検索)」(25.3%)となっている。中学2年生の回答でも「ホームページを見る」(74.9%)がもっとも多く、次いで「音楽配信」(51.7%)と続いている。

 「インターネットの利用目的」について、小学5年生の回答では、「主にパソコンを使って」の「勉強のための情報収集」(50.1%)がもっとも多く、次いで同じく「占いやゲームなどの娯楽」(38.4%)が続いている。中学2年生では、「主にパソコンを使って」の「趣味や娯楽のための情報収集」(50.0%)がもっとも高い割合となっている。

 「インターネットを通じたコミュニケーション」について小学5年生でもっとも多かった回答は、「オンラインゲームのチャット」(9.1%)となっており、中学2年生では「電子メールのやりとり」(42.0%)がもっとも多かった。その手段については「主に携帯電話・PHS」(21.4%)、「主にパソコン」(15.8%)、「携帯電話・PHS・パソコン」(4.8%)。次いで「ブログの掲示板への書き込み」(19.1%)となっている。

 インターネットを利用してやり取りしたことのある物品については、小学5年生では「ゲーム類」(9.8%)、「ファッショングッズ」(9.2%)が多く、中学2年生では「ファッショングッズ」(15.8%)、「ゲーム類」(15.7%)となった。

 インターネット上での物品のやり取りについての親との会話は、子ども全体の回答は「まったく話さない」(26.7%)がもっとも高い。「よく話している」(17.5%)は2番目に高いポイントとなっている。「まったく話さない」と答えたのは、小学5年生では17.2%、中学2年生では22.9%となっている。

 中学2年生への質問で「インターネットで閲覧したもの(有害サイト)」については「他人の悪口や不快な言葉が出てくるもの」(14.0%)がもっとも高く、次いで「アダルト画像など性的な描写があるもの」(11.5%)となった。

 「インターネットの危険性やマナーを誰に教えてもらったか」では「親」(小学5年生77.3%、中学2年生64.5%)がもっとも高く、次いで「先生」(小学5年生34.1%、中学2年生49.1%)となっている。

 インターネットの利用について保護者の認知状況は、「よく知っている」は小学5年生が65.1%、中学2年生では42.3%。また、保護者が「まったく知らない」と「ほとんど知らない」の合計は、小学5年生で7.6%、中学2年生で19.8%となった。

 インターネットを利用するときの家庭でのルールについて特定の項目について訊ねたところ、「ルールがある」割合がもっとも高かったのは「利用方法やマナーについて」(小学5年生64.0%、中学2年生48.1%)。反対に「ルールがない」割合が高かったのは「利用時間について(1日1時間までなど)」(小学5年生51.9%、中学2年生74.7%)となった。この項目について、平成18年度の調査からの経年でみてみると、小学5年生、中学2年生ともに「利用内容について(アプリケーションのダウンロードについてなど)」と「利用方法やマナーについて(個人情報などは書かないなど)」が年を追うごとにポイントが上昇している。

 インターネット利用について、「注意している」ポイントとしてその割合が高かったのは、「自分の名前や住所、電話番号など個人情報は教えない」(80.6%)、「パスワードなどは他人に教えない」(79.9%)、「迷惑メールや広告メールには返信しない」(78.3%)、「知らない人からのメールや添付ファイルは開かない」(74.3%)などとなっている(子ども全体の回答)。
《前田 有香》

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