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大学入試に関する調査、「カンニングで逮捕されたことに違和感」69.8%

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大学入試でカンニングをした予備校生が警察に逮捕されましたが、疑問や違和感を感じることはありますか【単一回答形式】(性年代別)
  • 大学入試でカンニングをした予備校生が警察に逮捕されましたが、疑問や違和感を感じることはありますか【単一回答形式】(性年代別)
  • 大学入試の運営において、社会的に守られるべきこと、大切なことは何だと思いますか【複数回答形式】 (年代別)上位9項目まで表示
  • あなたは、今の日本の「大学教育」・「大学卒業の学位」・「大学生生活」に、どのような価値や魅力を感じますか。 【複数回答形式】(性年代別)
  • 「就職活動で有利である」「就職試験にエントリーできる資格が入手できる」「世の中や社会に貢献できる人物への成長に繋がる」の3項目のみ表示
 ネットエイジアは6月1日、「大学入試に関する調査」の結果を発表した。調査の対象は、国内に在住する15歳~59歳の男女で、携帯電話ユーザーモバイルリサーチにより実施。調査期間は5月6日〜9日、回答サンプル数は1,000名(回答者キャリア内訳:NTTドコモ 52.3%、au 37.5%、ソフトバンク 10.2%)。

 回答者全員に、「2011年3月、大学が被害届けを出し、偽計業務妨害容疑で大学入試でカンニングをした予備校生が警察に逮捕されたが、疑問や違和感を感じることはありますか」という質問をしたところ、「疑問や違和感を非常に感じる」と回答したのは25.7%で、「疑問や違和感をある程度感じる」と回答した44.1%と合わせると69.8%が疑問や違和感を感じると回答した。

 性年代別でみると、20代女性では75.0%が「疑問や違和感を感じる」と回答したのに対して、20代男性では58.0%であり、同年代でも性別により事件の受け止め方に差があることが明らかになった。年代別で「疑問や違和感を感じる」の割合が高かったのは、10代と50代でそれぞれ73.0%、72.5%となった。

 回答者全員に「大学入試の運営において、社会的に守られるべきこと、大切なことは何だと思うか」という質問をしてみたところ、もっとも多かったのは「試験の公正性」で、80.5%。次いで「カンニング等不正行為を防止する監視体制」が65.5%、「インターネット、携帯電話やスマートフォンを活用したハイテクな不正行為を防止する環境」が56.8%、「受験生の本来の能力や真の思考能力を測定できる問題の作成」が34.3%、「危険物がないか等、受験生の安全性の確保」が31.1%、「社会的制裁によって、カンニング等の不正行為の再発を防ぐこと」が27.9%となった。このほか「大学の自治」(13.7%)、「大学合格の価値や合格者の権威」(13.1%)、「大学と高校との協力関係」(12.6%)、「大学の自由」(7.5%)などの回答もあった。

 年代別で比較をすると、年代間による差がもっとも大きかった項目は「インターネット、携帯電話やスマートフォンを活用したハイテクな不正行為を防止する環境」で、10代(45.5%)と40代(65.5%)では20.0ポイントの差が開いており、年代間でのハイテクな不正行為の防止に対する考え方の違いが窺える。また、「過度なストレス等による受験生の精神的負担に対する心のケア」を年代別に見てみると、10代では27.5%、20代では26.0%、30代では18.0%、40代では15.5%、50代では14.0%が大切なことの1つとして回答しており、若い世代ほど受験生の心のケアを重視する傾向が見られた。

 回答者全員に「今の日本の『大学教育』・『大学卒業の学位』等に、どのような価値を感じるか」という質問を聞いてみたところ、もっとも多かったものは「好きな学問を学ぶことができる」で55.2%となった。次いで、「友人ができる」が40.1%、「世の中や社会に貢献するための能力を身に付けることができる」が36.8%、「世の中や社会に貢献できる人物への成長に繋がる」が35.0%と続いている。

 男性の年代別で比較すると、10代では32.0%(男女平均31.5%)が大学の価値の1つとして「就職活動で有利である」と答えたのに対し、40代男性では17.0%、50代男性では16.0%に止まった。また、20代男性では27.0%が「就職試験にエントリーできる資格が入手できる」と答えたのに対し、40代男性では13.0%、50代男性では12.0%に止まり、若い世代と管理職世代との間で、就職活動・試験における大学の価値に対する感じ方の違いがわかった。

 また、10代男性では63.0%が大学の魅力の1つとして「世の中や社会に貢献できる人物への成長に繋がる」を選択したのに対し、20代男性では28.0%に止まっており、世の中や社会に貢献していくための自身の成長を、大学生活で実現していない、あるいは実現できなかったという今の20代男性の実感を窺い知る結果となった。
《前田 有香》

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