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【中学受験・進学塾の悩み解決:日能研関東】過去問はいつ頃から始めていくのが良いのでしょうか

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中学受験・進学塾の悩み解決
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 「6年生の親です。過去問が書店に並ぶ時期になりましたが、いつ頃から始めていくのが良いのでしょうか。日特で問題を扱いますが、家でも積極的に解いていった方が良いでしょうか。他塾に通うお母さんは、夏から過去問を解いて提出すると聞きました。」に回答します。

 6年生のご家庭から必ずといってよいほどいただくご相談です。とても重要な内容であるにも関わらず、大手塾では過去問に取り組む方法やタイミングについて、十分な説明はなされません。

 実際SS-1ではどのようにしているかと言いますと、お子さんそれぞれの状況を考えたうえで、過去問演習の開始時期から実施方法、実施後のフォローまでを、お子さんと保護者の方いずれにもご提示しています。夏休み中に過去問を扱う場合もありますが、どの学校の問題に取り組むかはお子さんの状況によって異なります。

 併願予定校の問題に取り組む場合もあれば、あえて本命校の入試問題に取り組んでモチベーションを高める場合だってあります。塾から過去問演習を指定されているとしても、そのお子さんにとって時機が適切でない場合は、先に問題を取捨選択して差し上げた状態で時間を計って取り組んでいただくこともあります。同じ志望校であったとしても、お子さんによって過去問を始めるべき時期は異なる、適切な方法も異なるということをご理解ください。

 ですので、ここでは一般的なお話を差し上げたいと思います。

 過去問について、四教科を同時にスタートさせるなら9月以降(早いケースで8月、遅いケースでは10月以降)が適切です。算数の単元的な学習が固まるのが夏ですし、理科・社会についても、一通りの単元を確認できるのは夏休み明けになるのが普通だからです。

 また「四教科を同時に」という条件をつけましたのは、国語だけ先行しても構わないからです。各科目の学習状況に応じて、それぞれ開始時期を決めていくのがむしろ賢明な方法だと言えます。

 一つ注意したいのが、志望校対策という言葉に翻弄されないということです。「過去問に取り組むこと=志望校対策」と早合点してしまい、早め早めにやった方が志望校に近づける...と思いがちですが、それは正しくありません。「過去問」は「問題集」ではありません。ですから、問題集のように問題をひとつひとつばらばらにした状態での演習は絶対に避けるべきです。

 過去問演習を行う際は、あらかじめトイレにも行き、静かな環境の中で時間をしっかり計って本番さながらに、時間の経過や配分を「体感」するために取り組むものです。途中でやめたり、いきなり解答を見て「勉強」を始めたりするものではないのです。くれぐれも「こなす」ことを主眼に考えないでくださいね。

 得意単元のさらなる強化や、苦手単元の克服は塾の教材を使ってください。時間が十分に確保できないときも同様です。過去問演習後の自己採点および振り返りまでセットで計画を立てるようにしてください。
《中学受験 個別指導のSS-1 講師》

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