総務省、フューチャースクール推進研究会を7/27開催

 総務省は、学校現場におけるICT環境の構築・運用や授業での具体的なICTの活用方法、クラウドコンピューティング技術の活用方法などについて検討し、ガイドラインを策定することを目的に、研究会を開催する。

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総務省、フューチャースクール推進研究会を7/27開催
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 総務省は、学校現場におけるICT環境の構築・運用や授業での具体的なICTの活用方法、クラウドコンピューティング技術の活用方法などについて検討し、ガイドライン(手引書)2012(仮称)を策定することを目的に、「フューチャースクール推進研究会」を開催する。

 第1回研究会を7月27日(水)16時より総務省第1特別会議室(中央合同庁舎第2号館8階)にて開催し、ガイドラインについては来年3月ごろまでに取りまとめる予定だ。

 研究会では、「(1)フューチャースクール推進事業の実施方針、進捗状況の確認、実施主体への助言等について」「(2)ガイドライン(手引書)2012(仮称)の策定について」「(3)その他学校教育の情報化に関する情報通信技術面の課題等について」について検討する。

 総務省では、教育分野におけるICTの利活用を推進するための施策として、文部科学省の「学びのイノベーション事業」と連携して実施する平成23年度「フューチャースクール推進事業」を踏まえ、学校現場におけるICT環境の構築・運用や授業での具体的なICTの活用方法、クラウド・コンピューティング技術の活用方法などについて検討し、平成22年度に策定した「教育分野におけるICT 利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2011」を改訂。ガイドライン(手引書)2012(仮称)を策定することを目的として、本研究会を開催する。なお、「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」の連携・調整を図るため、文部科学省が開催する「学びのイノベーション推進協議会」と合同で会議を開催することができることとし、本合同会議を「ICTを活用した先導的な教育の実証研究に関する協議会」と呼称するとしている。

◆フューチャースクール推進研究会 第1回研究会
 日時:7月27日(水)16時より
 場所:総務省第1特別会議室
 検討体制:
  総務副大臣
  総務大臣政務官(情報通信担当)
  文部科学省大臣官房審議官(生涯学習政策局担当)
  構成員:石原一彦(岐阜聖徳学園大学教育学部教授)・金森克浩(国立特別支援教育総合研究所教育情報部総括研究員)・小泉力一(尚美学園大学大学院芸術情報研究科教授)・清水康敬(東京工業大学監事・名誉教授)・曽根節子(港区立青山小学校校長)・長谷川忍(北陸先端科学技術大学院大学遠隔教育研究センター准教授)・前迫孝憲(大阪大学大学院人間科学研究科教授)・村上輝康(野村総合研究所シニア・フェロー)・矢野米雄(徳島大学情報化推進センター長・名誉教授)

 傍聴するには、7月25日(金)17時までに、EメールもしくはFAXでの申し込みが必要。
《田村麻里子》

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