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震災の影響大きく…マイコミ「2011年度 就職戦線総括」

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採用予定数増減:2012年卒マイコミ新卒採用予定調査
  • 採用予定数増減:2012年卒マイコミ新卒採用予定調査
  • 震災後の企業選択基準:2012年卒マイコミ学生就職モニター調査3月
  • 2012年卒の採用環境の見通し:2012年卒マイコミ新卒採用予定調査
  • 採用サポネット
 毎日コミュニケーションズは8月23日、来春の卒業予定学生を対象とした企業の新卒者採用状況と学生の就職活動状況についてまとめた「2011年度 就職戦線総括」を発表した。

 同資料では、2012年卒業生の就職活動状況について、学生や企業を対象に昨年から実施している各種の調査結果を時系列でまとめながら、今年度の就職活動の概況をまとめている。

 今年2月4日から3月7日にかけて行った「2012年卒マイコミ新卒採用予定調査」によれば、企業側の新卒に対する採用意欲は、大手企業を中心に少しずつ回復の傾向を示しているという。就職希望者数がもっとも多い「大学学部生・文系」では、採用数を「増やす」という回答が16.5%となり、「減らす」を(8.4%)上回った。

 その一方で、2012年卒生の採用環境の見通しについては「非常に厳しくなる」「厳しくなる」という回答が、文系採用で26.2%(前年比1.9pt増)、理系で30.1%(同4.7pt増)と、増加している。その理由としては「応募学生の質の低下」という回答が61.8%ともっとも多く、次いで「内定辞退の増加」が32.8%。学生全体の質の低下が企業の求める学生の重複を招き、その結果として内定辞退が増加する事態を危惧する傾向が伺えるという。

 3月に発生した東日本大震災は、被災学生への配慮から大手企業を中心に選考開始時期を当初予定の4月から1カ月〜2カ月間遅らせるなど、就職・採用活動へ大きな影響を与えた。「マイコミ学生就職モニター調査」によれば、「企業の採用数が減るのではないか」(80.1%)、「就職活動の長期化」(71.6%)、「学業への支障」(60.5%)といった学生からの不安の声が高まり、その結果、学生の5人に1人が「大手企業志向だったが、中堅・中小企業も目が向くようになった」と回答するなど、企業選択にも影響を及ぼすこととなったという。

 学生の就職活動については、マイナビへ10月から5月のエントリー総数が前年比82.4%と減少。企業へのエントリーシートの提出社数は、5月末時点で平均15.9社(前年比2.6社減)、平均選考受験社数(5月末時点)も9.9社(前年比3.1社減)と、活動量は全体的に前年を下回る結果となっているという。

 さらに、6月末時点の内々定保有率は46.1%(前年比3.6pt減)。そのうち「内々定先に満足して活動を終了」する割合は62.9%と、半数以上の学生が活動を終了している一方、「内々定先に不満ではないが、他の企業も見たいので続行する」が前年比6.3pt増の26.3%と、活動を継続する学生も増加しているという。

 なお、「2011年度 就職戦線総括」についての詳細は、同社の採用支援サイト「サポネット」にて公開している。
《田崎 恭子》

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