子どもを難関校へ進学させたい母親の5割がDHA入り食材を購入

 マルハニチロホールディングスは9月28日、「子どもの成長とDHAに関する調査」の結果について公表した。

生活・健康
自宅で夕食を作る頻度 (単一回答形式)※対象者:事前調査の回答者で末子が高校生以下の方
  • 自宅で夕食を作る頻度 (単一回答形式)※対象者:事前調査の回答者で末子が高校生以下の方
  • 食卓に登場する頻度(単一回答形式)
  • 普段、お子様の食事で心がけていること(複数回答形式)全体
  • 普段、お子様の食事で心がけていること (複数回答形式)_難関校への進学希望別※上位10項目を抜粋
  • お子様の勉強をサポートするために食事面で行っていること(複数回答形式)全体・受験予定別
  • DHAに関連する経験「DHAを意識して家庭での食事を作ったこと」(単一回答形式)
  • DHAに関連する経験「DHA入りと書かれた商品をつい買ってしまうこと」(単一回答形式)
 マルハニチロホールディングスは9月28日、「子どもの成長とDHAに関する調査」の結果について公表した。

 同調査は、ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする末子が高校生以下で、週1日以上自宅で夕食を作る30~49歳の女性を対象にモバイルリサーチを実施。調査期間は9月2日〜8日、1,000名の有効回答数サンプルを集計した。

 自宅で夕食を作る頻度を事前調査したところ、全体(事前調査回答者で末子が高校生以下の1,275名)では、自宅で夕食を「週1日以上」作る割合は98.6%という結果となった。年代別にみると、30代が98.7%、40代が98.3%。

 全回答者(1,000名)に、肉、魚、野菜について、食卓にどれくらいの頻度で登場するか聞いたたところ、肉では「週に4~5日程度」44.2%がもっとも多く、魚では「週に2~3日程度」57.5%、野菜では「ほぼ毎日」82.2%がもっとも多く、それぞれの1週間での平均登場日数をみると、肉4.37日、魚2.20日、野菜5.98日だった。

 次に、普段、子どもの食事で心がけていることを聞いたたところ、「野菜を取り入れるようにしている」(82.4%)がもっとも多く、次いで「栄養バランスをとれるようにしている」(65.7%)、「手作りの料理を食べさせるようにしている」(54.9%)、「子どもの好きなメニューを取り入れるようにしている」(48.7%)、「旬の食材を取り入れるようにしている」(47.1%)と続いた。

 また、難関校への進学希望別で見ると、「難関校への進学希望層(子どもに難関校への進学を希望する229名)では、「子どもの脳の発達を促す栄養を摂れるようにしている」が16.6%となっており、「難関校への進学非希望層」(子どもに難関校への進学を希望しない771名)の5.7%と比べ、10.9ポイント高くなっている。

 今年度の受験予定別にみると、「受験予定あり層」(今年度子どもに受験の予定がある104名)では、「試験などの時に、ゲンを担いだ食事を用意する」は20.2%となっている。

 いわゆる“頭にいい”栄養として認識していた栄養を聞いたところ、「DHA(ドコサヘキサエン酸)」82.9%が際立って高くなった。以下、「ブドウ糖」40.7%、「カルシウム」27.1%、「EPA(エイコサペンタエン酸)」19.5%、「大豆ペプチド」18.7%が続いている。

 DHAに関連する経験について聞いたところ、経験が「ある」との回答は、「DHAを意識して家庭での食事を作ったこと」では34.6%、「DHA入りと書かれた商品をつい買ってしまうこと」では37.9%という結果となった。「難関校への進学希望層」では、「DHAを意識して家庭での食事を作ったこと」では46.3%、また、「DHA入りと書かれた商品をつい買ってしまうこと」では49.3%となり、それぞれ「難関校への進学非希望層」と比べ、10ポイント以上高くなった。子どもが中学受験の経験がある54名では、約4人に1人がDHAのサプリメントを摂取したことがあるという結果となった。

 「頭が良くなるメニューを調べたこと」があると回答した151名に、どのようにして調べたかを聞いてみたところ、「インターネットの料理・レシピサイト」が51.7%で半数以上となった。一方「料理・クッキングのアプリ」については9.3%で1割となっている。

 全回答者に、テレビや携帯ゲームが子どもの脳の発達に影響があると思うかをゲームのジャンル別に聞いたところ、手足や体全体を動かすようなゲームで「プラスの影響がある」との回答が多く「(手足や体全体を動かす)スポーツ体感ゲーム」では48.4%と「脳トレゲーム」の43.6%を上回り、「(手足や体全体を動かす)ダンシングゲーム」は43.5%と、「脳トレゲーム」とほぼ同率となった。

 「発育期にどのような食事を摂っていたのか知りたいIQ芸能人」を聞いたところ、1位は京都大学出身のお笑い芸人「ロザン・宇治原史規」で42.8%、2位は俳優「向井理」で29.3%、3位は東京大学出身で2級建築士の資格も持つタレント「菊川怜」で26.3%、4位はラ・サール高校出身のタレント「ラサール石井」で22.9%、5位は東京海洋大学客員准教授でタレントの「さかなクンさん」22.6%という結果となった。
《前田 有香》

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