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人事担当者の4割は「氷河期」との見通し…楽天リサーチ調べ

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2013年度の新卒採用の有無と採用人数
  • 2013年度の新卒採用の有無と採用人数
  • 採用予定人数の増加率
  • 採用予定人数の減少率
  • 「倫理憲章」改訂の採用活動への影響
  • 「倫理憲章」改訂の具体的な影響
  • 今年の就職戦線をどう見るか
  • 就職活動をする学生の意識の変化
  • 「社会人基礎力」の中で新卒新人にとくに求める要素
 楽天リサーチと楽天は11月29日、両社が運営する「みんなの就職活動日記」において、人事担当者を対象とした2013年新卒採用に関するインターネット調査の結果を発表した。

 調査は11月9日から11月10日にかけ、楽天リサーチ登録モニターの20歳〜69歳の人事担当者・男女計800人を対象に行った。

 2013年度の新卒採用の有無と採用人数を尋ねた設問では、「昨年に比べ採用人数は横ばい予定」という回答が52.1%ともっとも多く、次いで「新卒採用はしていない」が18.5%となった。また昨年に比べ採用人数を「増やす予定」と「減らす予定」はほぼ同数となっており、「昨年は採用があったが、今年は新卒採用を実施しない」という回答もあった。

 採用人数を「増やす予定」または「減らす予定」とした回答者にその増減率について尋ねている。増やす予定では、「1%から10%増」が35.6%ともっとも多く、次いで「11%から20%増」が29.7%となっている。一方、採用人数を減らす予定では、「21%から30%減」が26.5%ともっとも多くなった。

 今年の3月に一部改訂となった経団連の「倫理憲章」で、広報活動開始時期が10月から12月となったことなどが採用活動に与える影響を尋ねた設問では、「非常に影響がある」(6.6%)、「やや影響がある」(19.4%)、「影響がある」(11.3%)を合わせ、約4割が「影響がある」と答えている。

 具体的に影響する内容について複数選択で尋ねた設問では、「学生の企業理解度が下がる」(35.6%)、「例年よりもいい人材を確保できない」(21.1%)、「応募者数が減る」(20.5%)といった回答が比較的多く、例年よりも人材確保に苦戦する企業が増えることが予測できる結果となった。

 全回答者に就職戦線の見通しについて尋ねた設問では、「売り手市場」または「氷河期」の「どちらでもない」という回答が41.3%ともっとも多かった一方で、2位「氷河期」(39.3%)、3位「超氷河期」(11.0%)という結果になり、合わせて4割が「氷河期」になると考えていることがわかった。

 就職活動をする学生の意識について尋ねた設問では、「就職活動に不安を感じる人が増えた」(29.7%)、「就職に対する意識に学生間で差がみられるようになった」(27.6%)、「エントリー数が増えた」(24.8%)、「大手志向が強くなった」(24.5%)、「資格を取ろうとする人が増えた」(23.2%)などの回答が多かった。

 経済産業省が2006年から提唱している「社会人基礎力」の中で、新卒新人社員にとくに求めたい要素を尋ねた設問(3つまで選択)では、「主体性」(61.5%)、「実行力」(49.0%)、「柔軟性」(43.0%)が上位3項目を占めた。
《田崎 恭子》

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