教育ICT用語

児童生徒のICT活用スキルが確実に向上…総務省と文科省が報告

教育ICT 学校・塾・予備校

21世紀にふさわしい学びの環境とそれに基づく学びの姿
  • 21世紀にふさわしい学びの環境とそれに基づく学びの姿
  • デジタル教科書の開発状況
  • 今後のスケジュール
 総務省と文部科学省は7月2日、ICTを活用した先導的な教育の実証研究に関する協議会を開催した。今回第2回目となる協議会では、「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」について活動状況の報告と2012年度の実施スケジュールが話し合われた。

 教育情報化の推進を目的に、2010年度から「フューチャースクール推進事業」を、翌2011年度から「学びのイノベーション事業」を開始している。

 フューチャースクール推進研究会は、2011年7月よりこれまでに計4回開催された。同研究会では、小中学校共通の調査研究として、実証校が災害時に避難所となった際の、構築したICT環境の利活用方策と課題の抽出・分析が行われた。

 学びのイノベーション推進協議会では、2012年度に「デジタル教科書」「教員のICT活用指導力の向上」「児童生徒のICT活用スキルの調査」の3つの検討チームを設置した。

 デジタル教科書の開発状況について、2010年度は、小学校の国語、算数、外国語の計3教科を開発。2011年度は、小学校の社会と理科が追加され、中学校の国語と数学、外国語が開発された。2012年度は、小学校の国語と算数を拡充し、中学校の社会と理科を開発する予定という。

 小中学校合わせて18校を対象にしたICT活用スキルの調査結果では、2011年4月よりも、2012年2月が高い数値を示しており、実証校の児童生徒のICT活用スキルが確実に伸びている。特に、タブレットPCの操作は、すべての小学校で全員ができるようになったと回答し、中学校でも短期間で操作スキルが向上したという。学年が上がるにつれて、到達状況が向上している項目も見られた。

 次回、2013年3月開催予定の第3回協議会では、「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」のとりまとめを予定している。
《工藤めぐみ》

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)