【e絵本】ドライブしながら数遊び「ぶーぶードライブ」

 今回はアプリ内でドライブを楽しめちゃう「ぶーぶードライブ」を紹介したい。iPad対応、インタースペースより無料配信中(追加ストーリーのダウンロードには350円が必要)。

趣味・娯楽 その他
ぶーぶードライブ
  • ぶーぶードライブ
  • ぶーぶードライブ
  • ぶーぶードライブ
  • ぶーぶードライブ
  • ぶーぶードライブ
 夏休みが待ち遠しい今日このごろ。「お休みになったら、ドライブに行こうね」と、パパやママと約束している子どもたちも多いことだろう。

 かくいう筆者も幼い頃は、父のお盆休みに家族で自動車1台にぎゅうぎゅうと乗り込み、日本の各地に連れて行ってもらったもの。物心つく前から中学生の終わりまで続いたこの行事は、今でもときどき家人の話題にのぼるほど、楽しい思い出の詰まったひとときだった。ああ、もう一度あの頃に、タイムスリップしてみたーい!

 閑話休題。今回はアプリ内でドライブを楽しめちゃう「ぶーぶードライブ」を紹介したい。iPad対応、インタースペースより無料配信中(追加ストーリーのダウンロードには350円が必要)。

 「うさぎさんのたんじょうび」「ねこさんとさかなつり」と、2パターン用意されたストーリーのうち、無料で楽しめるのは前者。うさぎさんの誕生日を祝いに、くまさんが自動車で出かけるというお話の前ふり部分から、幼い子どもでも理解できるよう、文字を排し絵もごく単純化されている。もちろん、その後に続く「ドライブ」のくだりにも、その特徴は活かされている。

 画面手前には、ハンドルの絵柄。クラクションと、ブレーキのボタンもついている。自動車の運転席そのものだ。うさぎさん宅へのドライブが始まったら、iPadを右に左に動かして、上手に運転してみよう! 途中に落ちているどんぐりを、いくつ拾ったかも数えてみて。運転も、数字遊びも一緒に楽しめるなんて、子どもにも大人にも嬉しい。

 到着したらドライブは終わり。集めたどんぐりは毎回最後に、瓶にためることができる。単純ながら思わずハマってしまう「運転の快感」に、有料版もつい、のぞいてみたくなるというもの…。

 お出かけの日が来るまでは、このアプリで遊びつつ、親子で想像をふくらましてみては。暑い夏、家族の思い出をめいっぱい作ってあげてほしい。
《てらしまちはる》

てらしまちはる

ワークショッププランナー/コラムニスト/絵本ワークショップ研究者。東京学芸大学個人研究員。2022年3月に単行本『非認知能力をはぐくむ絵本ガイド180』(秀和システム)を刊行。絵本とワークショップをライフワークとしている。アトリエ游主宰。

+ 続きを読む

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top