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いじめ発見のポイント、広島県教委が紹介

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広島県教委、いじめ問題のホームページ
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 広島県教育委員会は、いじめ問題解決のために「いじめ発見のポイント」をホームページで紹介している。学校や家庭で注意しておきたい「いじめのサイン」が見られたら、いじめが存在している可能性があるという。

 同ホームページでは、いじめ発見のポイントのほか、家庭教育や学校教育が果たす役割などを「いじめの問題に関する認識」としてまとめ、いじめの問題の取組みに対する教職員の在り方を明記している。

 たとえいじめられていても、「いじめられている」とは子どもの口からなかなか言いづらいもの。次の例にあるような「いじめのサイン」が見られたら、いじめが存在している可能性があるという。いじめへの対応はスピードが大切。きめ細かな注意を払って、実態の把握に努める必要がある。

 学校や家庭で、いつもと違う子どもの様子に気づき、子どもが発するいじめのサインを見逃さないようにしよう。

◆いじめのサイン(学校)
【登下校時】
・理由もなく、一人で朝早く登校する。
・一緒に登下校する友人が違ってくる。
・教職員と視線を合わさないようになる。
・元気がなく浮かぬ顔をする。挨拶をしなくなる。
・登校手段が変化する。(自転車通学から徒歩に変わる。)
・特に用事もない(と思われる)のに、教職員に近づいてくる。

【朝の学級活動、ショートホームルーム】
・体調不良(頭痛、腹痛、吐き気等)を訴える。
・欠席、遅刻、早退の理由を明確に言わない。
・提出物を忘れたり、期限に遅れたりする。
・担任等教職員が教室に入室後、遅れて入室する。
・表情が暗く、どことなく元気がない。

【授業中】
・発言すると、嘲笑されたり、はやし立てられたりする。
・授業道具等の忘れ物が目立つ。
・決められた座席と違う場所に座っている。
・周囲の状況に関らず、一人でじっとしている。
・教科書、ノート等に落書きが目立つ。
・他の児童生徒から発言を強要されたり、突然個人名が出されたりする。
・球技の際にパスされなかったり、パスが集中したりする。
・課題等を代わりにやらされる。
・特定の児童生徒の机との距離を離す。

【休憩時間・昼食時】
・ジュース、パン、菓子類を買いに行かされる。
・一人でいることが多く、集団での行動を避けるようになる。
・給食、弁当等を一人で食べることが多い。
・お金や物品の受け渡しを行っていることがある。
・遊びと称して、友達とふざけあっているが、表情が暗い。

【帰りの学級活動、ショートホームルーム、放課後】
・持ち物がなくなったり、掲示した作品などにいたずらがある。
・班ノートや学級(ホームルーム)日誌に何も書かなくなる。
・みんなが帰宅する前に一人急いで帰宅したり、みんなが帰るまで帰宅したがらない。
・靴や傘等が隠される。
・教職員の近くから離れようとしない。

◆いじめのサイン(家庭)
【態度やしぐさ】
・家族との対話を避けるようになる。
・受信した電子メールをこそこそ見たり、電話が鳴るとおびえたりする様子が見られる。
・部屋に閉じこもり、考え事をしたり、家族とも食事をしたがらなかったりする。
・感情の起伏が激しくなり、動物や物等に八つ当たりする。
・帰りが遅くなったり、理由を言わず外出をしたりする。
・用事もないのに、朝早く家を出る。

【服装、身体・体調】
・衣服に汚れや破れが見られたり、手足や顔等にすり傷や打撲のあとがあったりする。
・自分のものではない衣服(制服)を着ている。
・学校に行きたくないと言い出したり、通学時間になると腹痛等身体の具合が悪くなったりする。
・食欲不振、不眠を訴える。

【学習】
・学習時間が減ったり、宿題や課題をしなくなったりする。
・成績が低下する。

【持ち物、金品】
・家庭から品物、お金がなくなる。あるいは、使途のはっきりしないお金を欲しがる。
・持ち物がなくなったり、壊されたり、落書きがある。

【交友関係】
・口数が少なくなり、学校や友達のことを話さなくなる。
・無言等の不審な電話、発信者の特定できない電子メールがあったりする。
・急に友達が変わる。
《工藤めぐみ》

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