つくばエクスプレス、落雷の影響で4時間運転停止

 首都圏新都市鉄道が運営するつくばエクスプレス(TX)は、9月6日の15時49分ごろ、落雷の影響で全線の運転を見合わせたと発表。運転再開は、19時45分までずれ込み、帰宅途中の多くの学生や会社員などに影響。

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 首都圏新都市鉄道が運営するつくばエクスプレス(TX)は、9月6日の15時49分ごろ、落雷の影響で全線の運転を見合わせたと発表。運転再開は、19時45までずれ込み、帰宅途中の多くの学生や会社員などに影響した。

 つくばエクスプレスは、東京都の秋葉原と茨城県つくば市をむすぶ私鉄。15時49分ごろの落雷により架線が切れ、上下線全線が約4時間にわたり運転を見合わせたという。一時は19時30分に運転を再開すると発表したが、さらに15分ほど遅れると再発表した。

 1日平均利用者数が29万人を超えるつくばエクスプレスは、安全対策のひとつとして、防雷システムを採用。雷電の発生により地表面に誘導されたプラス電荷を電荷放散器で空中に放散するシステムを取り入れている。6日の首都圏を中心とした局地的な雷雨では、人的被害はなかったものの、電車に電力を配給する架線が切断され、全線の運休に至った。

 同社の発表によると、23時45分現在、依然として上下線全線において遅れが出ているという。
《湯浅大資》

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