逆トレ?面接官トレーニング「面接による行動特性の評価」eラーニング…ディスコ

 就職情報会社のディスコが面接官トレーニング「面接による行動特性の評価」を12月12日、eラーニングによる提供を開始した。料金は、通常1アカウント4,800円。2012年6月発売の面接官トレーニング、人材採用シリーズ1「面接の基礎」の第二弾となる。

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 就職情報会社のディスコが面接官トレーニング「面接による行動特性の評価」を12月12日、eラーニングによる提供を開始した。料金は、通常1アカウント4,800円。2012年6月発売の面接官トレーニング、人材採用シリーズ1「面接の基礎」の第二弾となる。

 就活解禁となった今月、就活する学生ではなく、採用する面接官に対する新たなトレーニングが提供されることとなった。就職先が決定した学生に対する調査で、“就職先企業を決めたタイミング”について聞いたところ、「面接等の選考試験を重ねていく中で徐々に」という回答が32.3%で第一位。学生は、面接官の言動や振る舞いを見て、その企業に就職するかどうかを決めていると言える。まさに面接官は、採用活動において、非常に大切な役割を担っているのだ。求職者と採用担当者との重要な接点である「面接」。欲しい人材を確実に採用するためには、「求める人材像」を明確にし、会社にマッチする人材を見抜く力も必要だ。特に新卒採用においても近年では、入社後の成果がすぐに期待されるため、学生時代の行動事実の把握により、再現性の担保が重要な見極めのポイントになっている。

 行動特性を確認するためのポイントは、
1.行動事実の情報を数多く拾い出すことが重要
2.考えて答えてもらうのではなく、過去の体験(行動)を思い出して答える
3.ポリシーや理解度ではなく、実際に取った行動を確認する

 質問の目的を明確化させ、行動特性を確認することを目的とした面接は、構造化面接やコンピテンシー面接と呼ばれ、構造化された面接により、面接官一人ひとりの主観に左右されてしまいがちな面接から、客観的な決めごとにより評価が行われる面接へと質の向上が図れる。客観的な面接が実現してはじめて、会社が求める人材を適切に採用することが可能となる。それらの努力が「正しく強い採用」への第一歩になるという。「自分が面接官ならどんな人材を欲しがるか」というビジョンか、客観的に数値化された行動をとれるようになるための訓練か、どちらにしても就活で必要なものであることは間違いない。

◆人材採用シリーズ2「面接による行動特性の評価」
視聴時間:約30分
料金:通常1アカウント 4,800円
内容:
intro
第1章 行動特性とは何か
第2章 行動特性の質問例
第3章 回答の理解と追加質問
第4章 行動特性評価の注意点
《田邊良恵》

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