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福島で肥満の子ども増加、原発事故による運動不足影響か…文科省調査

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福島県と全国の肥満傾向児の出現率グラフ
  • 福島県と全国の肥満傾向児の出現率グラフ
  • 肥満傾向児と痩身傾向児の出現率
  • 都道府県別の肥満傾向児の出現率
 肥満傾向にある子どもが福島県で増えている実態が、文部科学省が25日に公表した2012年度学校保健統計調査速報から明らかになった。東日本大震災後の東京電力福島第一原発事故で外遊びが制限され、運動量が減ったことが影響しているとみられる。

 調査は、2012年4月~6月、満5歳~17歳を対象に抽出実施。身長別標準体重から肥満度を求め、20%以上重い子どもを肥満傾向児とした。

 都道府県別に肥満傾向の子どもの割合を見ると、幼稚園年長(5歳)から高校3年(17歳)までの13学年のうち、7学年で福島県がもっとも高いという結果になった。7学年の内訳は、年長から小4までと中3、高3。小5と小6も2位だった。全国平均との比較では、すべての学年で福島県の数値が上回り、特に年長(4.86)、小1(9.73)、小3(13.47)は、全国平均から2倍以上の開きが出た。

 全国的には、算出方法を変更した2006年度以降、男子、女子ともに肥満傾向の子どもは減少傾向にあり、今回の調査でも男子は中2以降の各学年、女子は年長から中3で前年度より肥満傾向の子どもは減少している。
《奥山直美》

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