ICTを活用して障害児を支援する 「魔法のランププロジェクト」協力校を募集

 東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクモバイル、ソフトバンクグループで教育事業を担うエデュアスは21日、携帯情報端末を活用して障害児の学習・生活支援を行う「魔法のランププロジェクト」の協力校の募集を開始した。

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 東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクモバイル、ソフトバンクグループで教育事業を担うエデュアスは21日、携帯情報端末を活用して障害児の学習・生活支援を行う「魔法のランププロジェクト」の協力校の募集を開始した。

 同プロジェクトは、協力校にスマートフォンやタブレット端末を一定期間無償で貸し出し、教育現場や日常生活の場などでの具体的な活用事例を研究・公開するもの。「魔法のランプ」という名称には、携帯情報端末を活用した支援が、障害のある子どもたちの未来を照らし出す道しるべになってほしいという願いが込められている。

 対象は、日本国内の特別支援学校、小中学校・高校の特別支援学級、障害者職業能力訓練校、障害者職業能力開発校。障害の種別や公立・私立は問わない。応募には、学校長による承認が必要。担当教員を応募者とし、対象となる児童生徒とのペアを1組として応募する。同じ学校から複数の教員が応募することも可能。採択数は50組を予定。募集期間は、2月25日午後5時まで。Web応募フォームから申し込む。

 協力校には、iPad 、iPadmini 、 iPhone 、Androidの中から希望の機種を貸し出す。貸し出し数は、応募1組に対して2台(事務所側で調整する場合あり)。無償貸出期間は1年間。協力校は実践事例や成果を整理し、事務局に報告するほか、成果報告会や全国セミナーなどに協力する。実際の教育現場で活用することで有効性を検証するほか、研究成果を公開し、全国拠点でのセミナー活動を通して、障害児の学習支援や社会参加の促進につなげていく。

◆魔法のランププロジェクト
対象:日本国内の特別支援学校、小中学校・高校の特別支援学級、障害者職業能力訓練校、障害者職業能力開発校(障害の種別や公立・私立は問わない)
応募条件:管理者の承認
貸出機材: iPad 、iPadmini 、 iPhone 、Androidから2台
無償貸出期間:1年間(2013年4月~2014年3月末)
募集期間: 2013年1月21日~2月25日午後5時
募集数:50組(予定)
応募方法: 担当教員を応募者とし、対象となる児童生徒とのペアで 応募フォームから申し込む

《奥山直美》

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