東京都が20日より本格花粉シーズン突入、飛散量は昨年より拡大の見通し

 ウェザーニューズは20日、西・東日本の各地で花粉飛散数が増加し、本日以降も飛散数が増える見通しから、東京都を含む1都7県が本格花粉シーズンに突入したことを発表した。

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 ウェザーニューズは20日、西・東日本の各地で花粉飛散数が増加し、本日以降も飛散数が増える見通しから、東京都を含む1都7県が本格花粉シーズンに突入したことを発表した。

 同社では、全国1,000か所に花粉観測機「ポールンロボ」の設置し、花粉の観測をしており、東京都21か所の観測地点において花粉症の症状が出始める花粉飛散量(30個)を超えるレベルに達すると予想している。関東地方の本格飛散開始は、2012年より数日(4~7日程度)早いものの、平年並みだという。

 また、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、静岡県、山口県、宮崎県でも同様に30個以上の飛散が予想されるため、これら1都7県が「本格花粉シーズン」に入ったとしている。

 今後、3月に入ると一段と寒さが緩んで、西~東日本の広いエリアでスギ花粉の飛散ピークを迎える見通し。今年の花粉の飛散量は、昨シーズンより多くなる所が多く、東北地方を中心として、大量飛散となった2011年シーズンと同程度となる可能性もあるという。
《水野こずえ》

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