パイオニア、電子黒板への画像転送を中心とした学習支援システムを発売

 パイオニアソリューションズは、普通教室向けに電子黒板と学習者用端末をつなぐ学習支援システム「xSync」を4月5日より発売する。電子黒板を使った協業学習を支援するソフトウェアで、価格はオープン価格。

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 パイオニアソリューションズは、普通教室向けに電子黒板と学習者用端末をつなぐ学習支援システム「xSync(バイ シンク)」を4月5日より発売する。電子黒板上で提示した課題を生徒の端末に配信し、生徒の回答を一斉に電子黒板に集めて表示しながら意見を交わすといった協業学習を進めることができる。価格はオープン価格。

 学習者用端末向けには、プレゼンテーション資料の作成・発表を行うことができるオーサリングツール「TabletSync Author(タブレットシンク・オーサー)」を備え、7つのボタンだけでプレゼンテーション資料をできる。

 また、電子黒板と学習者用端末間をつなぐ機能「Innovation Rally(イノベーション・ラリー)」を備え、各端末からの回答や発想を電子黒板上で比較表示できるため、アイディアを共有し、新たな発想や意見を引き出すことができる。

 電子黒板向けには、「比較検討モード」と「コラボモード」があり、学習者用端末から送られた画像を電子黒板の画面上に並べて議論ができるほか、画面上にアイディアを書き込み、デジタル模造紙として活用することができる。

 商品ランナップは、学習者用端末を導入済みの教育現場向けソフトウェア「MasterSync ソフトウェアタブレットキット」と学習者用端末をまだ導入していない教育現場向けソフトウェア「MasterSyncソフトウェア スターターキット」の2種類。スターターキットは、学習者用端末がなくても、ワークシートやスキャナー、Eye-Fiカード付デジタルカメラを使えば、表示したい紙を取り込んで電子黒板に表示することができる。それぞれ一般ライセンスと学校ライセンスがある。価格はすべてオープン価格。
《工藤めぐみ》

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