ウクライナへ電子黒板を…クラウドファンディング締切1/31

 学研教育総合研究所とGakkenは2023年11月21日、ウクライナの学校に電子黒板を寄贈するクラウドファンディング「ウクライナ教育支援プロジェクト」を開始した。目標金額600万円(開始当初300万円)。申込みはREADYFORから。締切2024年1月31日。

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子どもたちの学びを止めるな。ウクライナへ電子黒板を。
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  • 学習まんが「ブレーズ・パスカルと組合せ論」
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 学研教育総合研究所とGakkenは2023年11月21日、ウクライナの学校に電子黒板を寄贈するクラウドファンディング「ウクライナ教育支援プロジェクト」を開始した。目標金額600万円(開始当初300万円)。申込みはREADYFORから。締切2024年1月31日。

 「ウクライナ教育支援プロジェクト」は、ウクライナの教育現場の今を1人でも多くの人に知ってもらい、ウクライナの子供たちの未来をつくるための教育支援を実行することを目的に実施。東京大学の「ウクライナ侵攻を受けた『学生・研究者の特別受入れプログラム』」によって日本へ来ていたガンナ・マモノワ博士(キーウ国立経済大学)が発起人となり、学研教育総合研究所とGakkenが立ち上げた。

 教育支援の内容は、ウクライナの小学校などへの電子黒板の寄贈。最新のテクノロジーを使った学習ツールにより、未来を担うウクライナの子供たちにより良い教育を受けてほしいというガンナ先生の願いから、寄贈品を電子黒板に決定した。ウクライナは現在、国外からの電子機器の搬入は不可能のため、ウクライナ国内の電子機器販売会社、ブチャ市の教育委員会などと連携し、在庫と調達ルートを確保して寄贈する。

 クラウドファンディングの開始当初、目標金額を300万円としていたところ、わずか4日で達成。より多くの電子黒板を贈るため、またより多くの希望を贈るため、目標金額を600万円に再設定した。300万円を超えた金額分については、在庫の調達が叶わなかった場合は教材などを購入し、電子黒板と共に寄贈するという。

 リターン(返礼品)は、ガンナ先生原作による学習まんが「ブレーズ・パスカルと組合せ論」(日本語版)など。ウクライナ語版の原書を、東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構 辻研究室の協力のもと、Gakken編集部が編集・制作した。寄付した人の名前は「プロジェクト賛同者」として、本に掲載する(希望制。ペンネーム、イニシャルも可)。

◆クラウドファンディングプロジェクト概要
プロジェクト名:子どもたちの学びを止めるな。ウクライナへ電子黒板を。
プロジェクト実行者名:ウクライナ教育支援プロジェクト
目標金額:300万円→600万円
募集期間:2023年11月21日(火)~2024年1月31日(水)23:00 
資金使途:電子黒板の購入費、配送費など
形式:通常型/All in形式
支援コース:計12コース※リターン(返礼品)ありのコースには「学習まんが『ブレーズ・パスカルと組合せ論』(日本語版)」「書籍にお名前掲載」「電子黒板贈呈のセレモニーへオンラインご招待」など

《木村 薫》

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