【インフルエンザ2013】3人に1人はうがいをしない…危険な予防意識が明らかに

 インフルエンザ流行の兆しが見え始め、4週連続で患者報告数が増加している。ドクターシーラボの調査結果によると、3人に1人はうがいをしておらず、予防意識の低さが明らかになった。

生活・健康 健康
帰宅後すぐにしていること
  • 帰宅後すぐにしていること
  • インフルエンザにかかったことがあるか
  • インフルエンザ予防のためにしていること
  • 東京都の定点あたりのインフルエンザ患者報告数
 インフルエンザ流行の兆しが見え始め、4週連続で患者報告数が増加している。ドクターシーラボの調査結果によると、3人に1人はうがいをしておらず、予防意識の低さが明らかになった。

 同調査は、全国の20代~60代の男女542人を対象に「インフルエンザに関するアンケート」を実施。調査期間は10月1日~10月2日。

 帰宅後すぐにしていることを尋ねたところ、最多は「手洗い」79.5%、次いで、「うがい」46.1%、「何もしない」14.8%、「洗顔」11.6%などが続いた

 インフルエンザにかかったことがあるかについて、「ある」53.3%、「ない」46.7%と、半数以上がかかったことがあると回答した。

 インフルエンザ予防のためにしていることは、「手洗い」81.5%、「うがい」67.2%、「マスクをつける」44.8%、「予防接種」25.6%などとなった。つまり、5人に1人は帰宅後に手を洗っていないことや、3人に1人はうがいをしていないことになり、予防意識の低さが伺える結果となった。

 厚生労働省によると、患者報告数は4週連続で増加し、10月28日から11月3日までの定点あたり報告数は0.08となった。東京都では、この間の定点あたり報告数は0.13を記録した。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top