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子どもが勉強しやすい場所…小学生は「リビング・ダイニング」、女子高生は「自宅外」

教育・受験 学習

自分の部屋の有無(子どもの学齢別)
  • 自分の部屋の有無(子どもの学齢別)
  • 自宅外を含めて、もっとも勉強しやすい場所はどこか
  • 女子高校生が自宅外でもっとも勉強しやすい場所
 小学生が勉強しやすい場所の1位は「リビング・ダイニング」であることが11月25日、東京ガス都市生活研究所の調査結果からわかった。中高生になると、「リビング・ダイニング」よりも「自分の部屋」派が増えるが、図書館や自習室など「自宅外」の人気も高まる傾向にあった。

 調査によると、兄弟姉妹と共有の部屋も含めると、小学校低学年で5割、中学生で8割、高校生では9割以上が自分の部屋を持っていると答えた。小学校高学年では男女差が見られ、男子は「自分だけの部屋がある」(41.6%)と「兄弟姉妹と一緒の部屋がある」(25.9%)を合わせて67.5%だったのに対し、女子は「自分だけの部屋がある」(54.8%)と「兄弟姉妹と一緒の部屋がある」(27.9%)を合わせると8割以上になった。

 一方、子ども自身に「自宅外を含めて、もっとも勉強しやすい場所はどこですか」とたずねた結果では、小学校低学年の5割以上、小学校高学年の4割以上が「リビング・ダイニング」と回答。「自分の部屋」と答えた小学生は4分の1にとどまった。

 中高生になると、「自分の部屋」という回答が増え、高校生男子では5割を占めた。その一方、図書館、学校や予備校の自習室、飲食店などの「自宅外」を選ぶ割合も増える傾向にあり、高校生女子では41.3%と、「自分の部屋」(34.2%)や「リビング・ダイニング」(23.0%)を上回り、最多だった。

 調査リポートによると、近年は「リビングで勉強する子は学力が伸びる」という教育論や小学校の「音読」のように親子のコミュニケーションを促進するような宿題が多く出される影響などから、リビングで宿題や勉強をする子どもが多くなっている。ヒアリングの結果、子どもが自宅にいる時はほとんどリビングにいて、子ども部屋が単なる物置になっているケースも珍しくないなど、子ども部屋はそれほど勉強に使われなくなっているという。
《奥山直美》

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