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東京都青少年問題協議会、ネット依存予防の緊急メッセージ発信

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東京都青少年問題協議会からの緊急メッセージ発信
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 東京都青少年問題協議会は2月24日、青少年のネット依存を予防するための緊急メッセージを発信した。ネット依存の問題について、青少年および保護者に理解してもらい、リスクを減らして上手にネット利用できることを目的としている。

 同協議会では「青少年のインターネット・携帯電話への依存に関する調査研究」をテーマに、昨年1月以降、全7回の専門部会で議論を進めてきた。2月24日に開催された第2回総会では、「ネット依存の問題が大人だけでなく青少年にも広がっており、身体的、精神的、学業面などに著しい悪影響が生じている事例が多数ある」「ネット依存について、家庭、学校、行政など社会全体が正しい知識と問題意識を共有し、予防の取り組みを連携して行う必要がある」など、中間報告が行われた。

 協議会はこれを受け、東京都、子どもをもつすべての保護者、中学生・高校生など、それぞれにメッセージを発信。都に対しては、「早急にネット依存予防の普及啓発やネット依存対策への取り組みを行うこと」「国に対して、総合的なネット依存対策の実施を要望すること」などを提言した。

 子どもをもつすべての保護者には、「子どものメディア教育を担うのは、第一義的には家庭であること」「子どもとの共通理解のもと家庭のルールを作ること、またルールを守れなかった場合のルール(メタルール)を決めておくこと」などを呼びかけた。メタルールは罰則ではなく、ルールを形骸化させないよう、約束を破ったときに自ら責任をとらせるために発動するルール。「〇〇のルールを守れなかった場合、◎◎をする」といった二重構造のルールで、必ず守らせることが大事だという。

 中学生・高校生などへは、「ケータイ・スマホにはプラス面とマイナス面があること」「生徒会などを活用し、生徒自身が話し合ってルール作りをすること」「ネット依存によって、自分の将来を方向付ける時期の貴重な時間を失わないよう、節度ある利用と豊かな実体験を通して充実した日々を送ってほしい」などと呼びかけた。
《黄金崎綾乃》

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