知っておきたい花粉症対策のポイント

 内閣府政府広報室は3月4日、知っておきたい花粉症対策のポイントを発表した。花粉の飛散シーズンは、体に侵入する花粉をいかに少なくするかが重要という。

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 内閣府政府広報室は3月4日、知っておきたい花粉症対策のポイントを発表した。花粉の飛散シーズンは、体に侵入する花粉をいかに少なくするかが重要という。

 環境省の予測によると、昨年と比べて、一部の地域を除き、全国的に花粉の総飛散量は少なくなる見込み。環境省では、花粉症対策に役立ててもらうため、都府県ごとの飛散開始時期を「スギ花粉飛散開始マップ」で順次提供している。また、花粉飛散シーズンには、リアルタイムの花粉の飛散状況について、「花粉観測システム(愛称:はなこさん)」で情報を提供している。

 花粉症対策対策には、体に侵入する花粉を少なくすることがポイント。花粉症の症状を軽減するだけでなく、まだ花粉症でない人にとっても発症を防ぐ効果が期待できる。

 外出するときは、マスクとメガネを着用し、口や鼻、目に入る花粉量を減らす。コンタクトレンズを使用している人は、コンタクトレンズによる刺激が花粉によるアレルギー性結膜炎を悪化させてしまうので、メガネに替えたほうが良いという。また、ウールなどの花粉が付着しやすい衣類は避け、綿、ポリエステルなど花粉が付着しにくい衣類を選ぶこと。頭と顔は花粉が付着しやすいので、帽子をかぶることで、頭への花粉の付着を減らすことができる。

 外から帰ったときは、家に入る前に衣類に付いた花粉を払い落とす。うがいと洗顔をし、のどや顔に付着した花粉を洗い落とす。室内には、衣類や髪の毛などに付着して花粉が持ち込まれたり、換気時に窓から花粉が入ったりして、たくさんの花粉が残っているため、こまめに掃除をすることが大切という。
《工藤めぐみ》

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