「自分のことばで伝える力を伸ばす」英語のアルクが手掛けるKiddy CAT英語教室

 イードアワード2014が発表され、子ども英語教室において株式会社アルクのKiddy CAT英語教室が、「教材がよい英語教室」「効果がある英語教室」「コスパのよい英語教室」の3部門を受賞した。

教育・受験 学習
アルク本社前で、外山太郎氏(左)と山本英記氏(右)
  • アルク本社前で、外山太郎氏(左)と山本英記氏(右)
  • 年3回発行の保護者向け情報誌「えいごのじかん」
  • アルク 文教事業本部 キッズ営業チーム 部長の外山太郎氏
  • アルク Kiddy CAT英語教室本部 部長の山本英記氏
  • 英語学習に関する書籍も多数出版するアルク
  • 音が出るペン付き アルクの2000語えいご絵じてん
 「アルク Kiddy CAT英語教室」は、英語・語学書の総合出版社「アルク」が運営する子ども向け英語教室で、今年で開設20周年を迎えた。

 顧客満足度で評価する「イード・アワード2014 子ども英語教室」で「教材がよい英語教室」「効果がある英語教室」「コスパのよい英語教室」の各部門賞を受賞した「アルク Kiddy CAT英語教室」について、アルク 文教事業本部 キッズ営業チーム 部長の外山太郎氏、Kiddy CAT英語教室本部 部長の山本英記氏に聞いた。

--ご受賞おめでとうございます。

山本氏:イード・アワードの存在は知っていたので、今回、受賞できてとても嬉しいです。

外山氏:アルクは今年創業45周年、アルク Kiddy CAT英語教室は開設20周年を迎えました。節目となる年に、このような賞を受賞できたことは本当に喜ばしいことです。全国の教室を運営している先生方に感謝したいです。

--アルク Kiddy CAT英語教室開設の経緯についてお聞かせください。

山本氏:前身となったのが、1987年に創刊した「月刊Kiddy CAT」です。これはご家庭で、親子で英語を学ぶことを目的として、毎月お届けするビデオテープ付きの英語絵本です。1990年には、ご両親向けに英語子育て情報を提供するMOOK「子ども英語カタログ」を創刊。これらの雑誌をきっかけに当社のキッズ英語事業がスタートしました。1993年には、自分の子どもだけでなく、他のお子さんにも英語を教えたいというお母さんのために、通信講座「アルク児童英語教師養成コース」をスタート。翌1994年に、修了者70名からスタートしたのがアルク Kiddy CAT英語教室です。

--コース設定はどのようになっていますか。

山本氏:2~3歳児向けの「プリコース」、年中・年長さん向けの「Aコース」、小学校低学年からの「Bコース」、小学校高学年からの「Cコース」があります。

 2~3歳児向けの「プリコース」は親子で楽しく英語に触れて慣れるコース。親子でご参加いただくことで、家庭でも英語学習ができる環境の土台作りになります。1年間で触れる単語数は100語×2年で200語です。

 年中・年長さん向けの「Aコース」は、オールイングリッシュで、本物の英語を大量にインプットし、英語の耳を作ります。触れる単語数は、350語×2年で700語です。

 小学校低学年からの「Bコース」は、本格的に英語を学び、最終的には英語で自己表現できるだけの会話力を身につけることを目的とします。段階的に学び自らの「発話」を促すのが特長で、会話の中で自然に文法も学び、卒業時までには中学3年までの文法事項を身につけることができます。1年で500語×6年=3,000語の単語を学びます。

 小学校高学年からの「Cコース」は、高学年になって初めて英語を学ぶ人のためのクラス。ここでも、自分の考えを英語で述べられる会話力を身につけます。また、必修化となった小学校の外国語活動とのギャップがないよう、授業で学ぶ単語も取り入れています。

 どのコースも1クラス6名までの少人数指導。音声や映像教材を活用し、ゲーム、チャンツ、ラップなどのアクティビティをふんだんに取り入れ、楽しみながら「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく身につけられる内容になっています。

 基本的に、先生の自宅が教室なのでアットホームな雰囲気であること、ネイティブ教師ではなく日本人教師なので、小さいお子さんも親しみやすいことも、利点ではないかと思います。
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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