海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」、日本代表323人が決定

 文部科学省は7月1日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の選考結果を公表した。1,700人の応募学生の中から、323人が第1期生として選ばれた。

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 文部科学省は7月1日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の選考結果を公表した。1,700人の応募学生の中から、323人が第1期生として選ばれた。

 同プログラムは、平成26年度に創設された官民協働による海外留学支援制度。民間企業の支援により、学生に現地生活費や渡航費、授業料などを給付し、海外留学の機会を提供する。産業界は、派遣留学を希望する学生の中から、求める人材を選抜し、留学前後には研修やインターンシップを実施する。

 採用予定枠300人に対し、全国の大学など221校から1,700人の応募があり、このうち書類による1次審査を510人が通過。面接による最終選考により、323人が選ばれた。在籍学校数は106校。

 コース別の合格学生数は、「自然科学系、複合・融合系人材コース」159人(応募学生数517人)、「新興国コース」44人(同341人)、「世界トップレベル大学等コース」61人(同329人)、「多様性人材コース」59人(同513人)となっている。

 第1期生として選考された323人の学生は、7月31日に事前研修を行い、8月21日から留学を開始する。留学先は、ヨーロッパが21か国122人と最多。このほか、アジアが18か国71人、北米が2か国93人など。世界59の国や地域に留学生として派遣される。

 第2期生の募集については、7月下旬から事前告知を開始し、10月ごろからエントリーを受け付ける予定となっている。

 また、プログラムを支援する企業・団体は、6月30日現在79社。文科省では、支援企業の募集を今後も継続していくという。
《奥山直美》

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