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大学入試改革、大学生の過半数が評価に対して「不安」

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大学入試改革前後の世代で、社会からの評価が変わってしまうという危惧や不安があるか
  • 大学入試改革前後の世代で、社会からの評価が変わってしまうという危惧や不安があるか
  • 大学入試をどのような意識で取り組んでいたか
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 大学入試制度改革について、大学生の過半数が不安を抱いていることが、大学生総合情報ポータルサイト「t-news Web」の調査結果からわかった。「ゆとり世代に対する偏見」のように、大学入試改革前後の世代で社会からの評価が変わることを懸念する声が多かった。

 調査は11月22日~12月5日、t-newsに登録する現役大学生・大学院生を対象にWebで実施。221人から回答を得た。

 「大学入試改革前後の世代で、社会からの評価が変わってしまうという危惧や不安があるか」という質問に対して、「はい」は55%、「いいえ」は45%だった。

 現在の大学生は、「最後のゆとり世代」にあたる。「はい」と回答した理由では、「ゆとり世代か否かでレッテルをはる風潮が見られたように、教育制度や試験制度によって学生の内実を見ずにある種の偏見を持たれるように感じたため」(慶應義塾大学4年)など、世代に対する偏見やレッテルが繰り返されることを懸念する声が少なくなかった。

 また、「私たちの世代は受験勉強を単純作業のようにこなして入学しただけなので、学力以外の面で評価された人材には社会に出てから勝てないと思う」(東京大学1年)など、新しい入試制度で思考力やプレゼンテーションなどを磨いてきた世代に、社会に出てから追い抜かれてしまうのではと不安を抱く声も多かった。

 一方、「いいえ」と回答した人の理由では、「制度の問題であって、1人1人が社会からどう評価されるかには関係ないと思う」(早稲田大学2年)など、個人評価を重視する声が多かった。

 このほか、「大学入試をどのような意識で取り組んでいたか」という問いには、「大学で興味のある分野ついて勉強・研究をするため」が52%と最多だった。「学歴社会だから」(46%)、「大学で社会に出るための能力を身に付けるため」(39%)、「とりあえず有名大学に入学したかったから」(35%)、「社会に出て役立つ知識やスキルを身に付けるため」(33%)なども高かった。
《奥山直美》

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