タブレットで見て聞いて、継続しやすい家庭学習法「チャレンジタッチ」

 顧客満足度で評価する「イード・アワード2014 通信教育」で、「チャレンジタッチ」が小学生 タブレットの最優秀賞、「継続のしやすさ」「子どものお気に入り度」で小学生の部門賞を受賞した。

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小ゼミ中高学年タッチ開発担当の鈴木祥弘氏
  • 小ゼミ中高学年タッチ開発担当の鈴木祥弘氏
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 ベネッセコーポレーションの進研ゼミ小学講座では、2014年4月から専用タブレットによる小学生向け家庭学習法「チャレンジタッチ」を展開している。

 顧客満足度で評価する「イード・アワード2014 通信教育」で、「チャレンジタッチ」が小学生 タブレットの最優秀賞、「継続のしやすさ」「子どものお気に入り度」で小学生の部門賞を受賞した。ベネッセコーポレーション東京本部 教科企画制作部 小ゼミ中高学年タッチ開発担当の鈴木祥弘氏に、受賞の喜びやサービスの概要、今後の展開などを聞いた。

--「チャレンジタッチ」は「小学生 タブレット」で最優秀賞でした。今のお気持ちをお聞かせください。

 自社調査ではない結果で、しかも「小学生 タブレット」部門の初代最優秀賞をいただけたことを、大変光栄に思います。開発者一同、とても励みになります。また「継続のしやすさ」「子どものお気に入り度」でも部門賞をいただき、よりいっそう頑張らなければいけないと思っています。

--「チャレンジタッチ」の特長と、従来の「チャレンジ」との違い、さらに共通点はどんなところでしょうか。

 「チャレンジ」は、紙のテキストや担任の赤ペン先生の問題を中心に、体験付録を活用したり、“読んで”身につくタイプの学習です。一方「チャレンジタッチ」は、タブレット自体でお子さまをサポートして、“見て、聞いて”身につく講座です。この2つに共通しているのは、進研ゼミが30年以上積み上げてきた、教材設計のノウハウが詰まっていることです。

 「チャレンジタッチ」の特長は、解答したその場で正誤判定されるので、途中でまちがえた部分も記憶が鮮明なうちに確認でき、次の問題にも活かせてステップアップにもつながります。気づきの早さ、早く答えがわかる良さがあります。

 さらに、お子さまの理解状況によって、幅広い学力に対応できます。たとえば低学年(1~2年生)用は、各教科14回授業があり、各回ごとにレベル1基礎からレベル2応用、レベル3挑戦までご用意、学力に応じて選べるようになっています。これが好評をいただいていますので、来年は3~6年生までに3レベル設計を拡大しようと考えています。

--お子さまと、保護者の反応はいかがでしょうか。

 お子さまが自分から積極的に取り組むようになったという反響のほか、答え合わせも自らできて、自分の解答に合わせた解説が出てくるので、より理解が進むとご好評をいただいております。また、お子さまの学習状況を保護者が把握できて、かつ保護者がお子さまへ声掛けができる見守りメールサービスも大変評判です。

 スマートフォンから送信可能な保護者の応援メッセージは、お子さまと離れていても学習に関わることができますし、お子さまのやる気につながります。また、取組み履歴が配信され、取組み合計時間も出るので、学習状況もわかります。お子さまをほめてあげられて、良い親子関係にもつながるという部分が、評価をいただいている理由だと思います。
《船田るみ子》

船田るみ子

北海道生まれ、フリーランスのコピーライターとして活動中。興味がある分野は、ニューロダイバーシティを含め教育、美術、建築、スポーツ(野球)、NFT、Web3など。企画・編集協力として、日めくり型書籍『年がら年中長嶋茂雄』(ベースボール・マガジン社刊)がある。Podcastを聞きながらのランニングが日課。

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