【インフルエンザ14-15】埼玉県が警報レベル…東京都も前週の2倍近くに

 埼玉県は12月25日、第51週(12月15日~21日)の定点あたり患者報告数が35.38人となったため、インフルエンザ警報を発令した。東京都、神奈川県、千葉県では警報基準値に達していないが、定点あたり患者報告数が前週の2倍に増加している。

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 埼玉県は12月25日、第51週(12月15日~21日)の定点あたり患者報告数が35.38人となったため、インフルエンザ警報を発令した。東京都、神奈川県、千葉県では警報基準値に達していないが、定点あたり患者報告数が前週の2倍に増加している。

 埼玉県では第50週に18.80人だった定点あたり患者報告数が、第51週には警報基準値30.00人を超える35.38人に増加。県内15か所の保健所のうち8か所が警報基準値を超えており、前週からの増加が特に大きかったのは、坂戸(41.56人)と鴻巣(58.16人)。

 東京都では定点あたり患者報告数が20.60人(前週10.15人)、神奈川県22.48人(同12.52人)、千葉県20.36人(同10.93人)。県全体では達していないが、保健所別では警報基準値には達しているところもある。東京都の保健所別定点あたり患者報告数をみると、荒川区31.57人、練馬区31.95人、町田市30.69人となっている。

 埼玉県によると、第51週時点で警報基準値を超えるのは平成11年以来もっとも早く、今後さらなる流行の拡大が懸念されるという。年末年始にかけて外出する機会も増えるため、手洗い・うがいなどの感染予防が特に重要といえる。
《黄金崎綾乃》

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