横浜国立大、新入生1,814名の個人情報名簿を紛失

 横浜国立大学は4月3日、同日に実施された入学式において、全学部の新入生1,814名の個人情報が記載された名簿を紛失したと発表。関係者に謝罪するとともに、学籍番号変更などの対応を実施するとしている。

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個人情報の紛失と対応について(お詫び)
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 横浜国立大学は4月3日、同日に実施された入学式において、全学部の新入生1,814名の個人情報が記載された名簿を紛失したと発表。関係者に謝罪するとともに、学籍番号変更などの対応を実施するとしている。

 同大学によると、名簿は4月3日に横浜文化体育館で実施された入学式の受付において紛失した。名簿には、全学部新入生(編入生および教育人間科学部臨時教員養成課程学生を含む)計1,814名の氏名、性別、受験番号、学籍番号、所属学部・学科・コースおよび生年月日が記載されていたという。

 同大学では即日警察署への届け出、新入生および関係者への報告と謝罪を行うとともに、個人情報流出の影響を減じる対応として、対象学生全員の学籍番号を変更し学生証を再発行するとした。今後の手続きについては、すでに対象学生に案内しているという。

 現在個人情報悪用などの被害は確認されていないが、同大学ではパスワードに生年月日を用いない、身に覚えのない連絡に返信しない等、注意を呼びかけている。また、今後警察担当部署とも連携し、引き続き情報流出への対策に取り組んでいくとしている。

 なお、この件に関しての質問、相談等は「なんでも相談室」(学生センター2階ホール内)またはメール・FAXで受け付けているという。
《荻田和子》

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