乳がん検診の大切さ伝える「ピンクリボンデザイン大賞」作品募集

 ピンクリボンフェスティバル運営委員会は、乳がんの早期発見の大切さを伝え、検診の受診をよびかけるポスター・コピー作品を募集する「第11回ピンクリボンデザイン大賞」の開催を発表した。5月10日から6月30日までの期間、広く作品を募集している。

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2015年ピンクリボンデザイン大賞 告知ポスター
  • 2015年ピンクリボンデザイン大賞 告知ポスター
  • 2014年「ポスター部門」グランプリ受賞作品
  • ピンクリボンフェスティバル公式サイト
 ピンクリボンフェスティバル運営委員会は、乳がんの早期発見の大切さを伝え、検診の受診をよびかけるポスター・コピー作品を募集する「第11回ピンクリボンデザイン大賞」の開催を発表した。5月10日から6月30日までの期間、広く作品を募集している。

 同デザイン大賞は、2005年より毎年開催しているコンペティション。毎年、グランプリに選ばれた作品はポスター化され、交通広告や雑誌広告、自治体や日本医師会員向けに配布されるなど、広く活用されてり、年々認知度も高まっていることから、近年では若手クリエイターの登竜門として2万点以上の多くの作品が応募されているという。

 今回は、ポスターデザイン部門に加え、3年ぶりにコピー部門の募集も開催。ポスター部門は、第8回の東京都コピー部門最優秀賞作のコピーを使用した作品を募集する部門と、「親子」をテーマとした検診受診を促す作品を募集する部門の2部門で作品を募集する。コピー部門では、検診をよびかける「キャッチフレーズ」もしくは「キャッチフレーズ+ボディコピー」を募集する。作品の募集は、母の日である5月10日よりスタートする。

 日本においては、12人に1人が乳がんになるといわれており、2014年は1万3千人を超える方が乳がんで命を失っているという。乳がんは早期発見することで治癒率が高まることから、国も40歳以上の女性に2年に1度検診を受診することを方針として示しており、各自治体も検診補助チケットを配布するなど、力を注いでいるが、検診受診率はいまだ低いままだという。

 同コンペの開催、また受賞作品を通して、乳がんを自分自身の問題として意識することの大切さ、そして検診の重要性を広く女性に訴えていきたいとしている。

◆第11回ピンクリボンデザイン大賞
募集期間:2015年5月10日(日)~6月30日(火)
募集部門:
 【ポスター部門 A/B】
 A「ピンクリボンは、運動ではなく、行動です。」左記コピーを使用したポスターデザイン
 B「親子」をテーマとした検診受診を促すポスターデザイン
 【コピー部門】
 検診を呼びかける「キャッチフレーズ」もしくは「キャッチフレーズ+ボディコピー」
応募方法:ピンクリボンフェスティバル公式Webサイトより応募
結果発表:10月1日(木)/ピンクリボンフェスティバル公式サイト、「月刊ブレーン」にて発表
《畑山望》

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