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【NEE2015】和洋九段女子中高のアクティブラーニングを体験

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アクティブラーニングの模擬授業
  • アクティブラーニングの模擬授業
  • グーグルアースを使った国名しりとり
  • 購入レシートから人物像を想像するグループワーク
  • グループ内の議論
  • グループ同士の意見比較
 New Education Expo 2015(東京会場は6月4日~6日、東京ファッションタウンで開催)で、和洋九段女子中学校・高等学校の先生によるアクティブラーニングの模擬授業が行われた。タブレット端末を使ったグループワークでは、ICT機器が有効に利用されていた。

 6月5日に行われたセミナー「リアル・アクティブラーニング!」では、和洋九段女子中学校・高等学校社会科の水野修氏とフューチャールーム室長で数学科の今井志郎氏によるアクティブラーニングの模擬授業と教材作成紹介が行われた。

 模擬授業は、参加者が生徒となり、Google Earthを使った国名しりとりと、購入レシートから人物像を想像するという社会科のグループワークに取り組んだ。タブレット端末や電子黒板といったICT機器を使うことで、グループの意見や発表、意見に対する生徒同士の論議に効果的であった。

 史料からさまざまな情報を引き出しているのが歴史の教科書であり、歴史の授業でレシートによる人物像の推測をすることで、人間の過去の社会的生活の状態や変遷を研究する「歴史学」や、発掘したものからさまざまなことを想像する「考古学」に繋げるのがねらい。このようなグループワークが和洋九段の実際の授業の前に行われており、生徒が興味・関心をもちやすく、積極的に授業に取り組んでくれるという。

 和洋九段女子中学校・高等学校は、壁3面の大型スクリーンやタブレット端末(iPad)45台などのICT機器を備えた「フューチャールーム」を2014年に新設した。板書を多画面に表示したり、双方向授業を行ったりすることができる。

 和洋九段の数学の授業では、穴埋め問題のような繰り返しを行う勉強にタブレット端末を利用している。証明の問題など生徒の解答を比較したいときは、タブレット端末に搭載されているカメラを使ってノートを撮影し、大画面に映し出すといった双方向機能を利用しているという。

 文部科学省が推進している「アクティブラーニング」は、言葉だけではなかなかイメージしにくいが、模擬授業を実際に見て体験することで、現場の授業でどのように取り込んでいったらよいかイメージしやすいのではないだろうか。
《工藤めぐみ》

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