わが子の姿勢、「よい」は7.6%

 ランドセルメーカーのセイバン(兵庫県たつの市)が小学校1~3年生の保護者を対象に行った調査で、自分の子どもの姿勢が「よい」と考えている割合は7.6%にとどまることが分かった。

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体への負担を軽くするなどの機能を持つランドセルが開発されている
  • 体への負担を軽くするなどの機能を持つランドセルが開発されている
 ランドセルメーカーのセイバン(兵庫県たつの市)が小学校1~3年生の保護者を対象に行った調査で、自分の子どもの姿勢が「よい」と考えている割合は7.6%にとどまることが分かった。「悪い」が45.2%、「普通」が47.2%だった。どのような姿勢が気になるかとの設問では、「猫背」「左右への傾き」「前のめり」の順に多かった。
 同社は体への負担を軽くする機能を高めたランドセルを開発・販売している。ランドセルを購入する際に重視している点を尋ねたところ、「子どもが気に入るか、子どもに似合うか」「軽さ」「価格」の順番に多かった。「体の負担を軽減する機能」を重視する保護者は3位までには入らなかった。同時に、ランドセルをもう一度、購入できるとしたら機能性を持つランドセルに関心があると答えた保護者は6割を超えた。
 この調査結果へのコメント寄せた整形外科医の中村格子氏は、「構造に十分に配慮された質の良いランドセルを選んでいただきたい」としている。

わが子の姿勢、「よい」は7.6%…ランドセルメーカーが保護者対象に調査

《日本教育新聞》

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