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貧困家庭の子どもはいじめに遭いやすい…OECD調査

生活・健康 未就学児

Tokyo Centre
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  • OECD iLibrary(英語)
 10月13日に発表された経済協力開発機構(OECD)最新レポート「How's Life?」によると、今日の拡大する格差の影響をもっとも強く受けているのは子どもであることがわかった。「How's Life?」は、子どもの暮らしに焦点を当て調査を行った。

 OECDによるレポート「How's Life?」の調査対象は、OECD加盟国34か国にロシアとブラジルを加えた36か国。発展度合いをGDPで計測してきた従来の方法と異なり、生活の質の調査に注力した。

 レポートによると、子どもの出生時にどれだけの格差があるか調査した結果、経済危機以降では調査対象の3分の2の国で子どもの貧困率が増加していることがわかった。また、OECD諸国の子どもの7分の1は貧困状態にあり、全体の10%は失業世帯にあるという。

 今回の報告書は、OECD調査のなかで初めて子どもの暮らしに焦点を当て調査したもの。裕福な家庭ほど子どもの健康状態が良く、学校生活も幸福であることが示された。また、裕福でない家庭の子どもは学校でいじめに遭う確率が高く、人生の満足度や読解・問題解決能力、両親とのコミュニケーションなどでも裕福な家庭の子どもに比べ低い結果となった。

 レポートの要約は、10月15日現在、英語、フランス語、スペイン語が公開されている。詳細はOECDライブラリーやOECD Tokyo Centreで閲覧可能。
《佐藤亜希》

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