英検、2015年度第2回(10/9-11)合格点を発表…1,741校が入試や単位認定に利用

 日本英語検定協会は10月20日、「2015年度第2回実用英語技能検定試験一次試験」の合格点をホームページで公開した。二次試験は11月8日に実施予定。英検は7日に発表されたセンター試験との調査でも高い相関が証明されており、受験生からも注目が高まっている。

教育・受験 高校生
日本英語検定協会
  • 日本英語検定協会
  • 日本英語検定協会「2015年度第2回一次試験の合格点」
  • 入試優遇・単位認定制度のある学校
  • センター試験と英検との相関
  • 東京大学
 日本英語検定協会は10月20日、「2015年度第2回実用英語技能検定試験一次試験」の合格点をホームページで公開した。二次試験は11月8日に実施予定。英検は7日に発表されたセンター試験との調査でも高い相関が証明されており、受験生からも注目が高まっている。

 一次試験の合格点は、1級が85点、準1級が73点、2級が47点、準2級が45点、3級が40点、4級が38点、5級が30点(日・土・金曜日実施共通)。

 同試験の一次試験の解答は10月12日にホームページにてPDFで提供されている。英検ホームページでの一次試験の合否結果・成績表の閲覧サービスは10月23日から開始され、団体は午後2時以降、個人(本会場)は午後3時以降、個人(準会場)は午後4時以降を予定している。3級以上の合格者には11月8日に二次試験が実施される。

 協会は10月7日に、センター試験の受験者が英検とTEAPをそれぞれ受験した調査結果について各試験との相関性の高さが証明されたと発表した。英検やTEAPの活用が、センター試験を含む志望大学への入試準備にも繋がると協会は唱える。

 現在でも推薦やAO入試などでの英検の利用は多く、協会によれば中学から大学まで1,741校が入試優遇や単位認定制度を設けているという。東京大学の2016度推薦入試などでは、英検などの語学力の証明書が求められる場合もある。また、近年では私立高校と学習塾の連携による英検対策指導が行われたり、高校入試を有利に進めるために通信教育に中学生向け英検コースが開講されたりと、小中高生向けの英検対策も拡がりを見せている。

 次回の2015年度第3回検定は、本会場での一次試験が2016年1月24日。受付期間は12月1日~12月22日(書店は12月18日締切り)を予定している。
《勝田綾》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top