立川市立小学校、誤破棄か…児童632人分の名簿を紛失

 立川市教育委員会は10月20日、立川市内の市立小学校において児童632人分の個人情報を記載した児童名簿を紛失したと発表した。名簿には、児童の氏名や生年月日、住所などが記載されており、誤廃棄した可能性が高いという。

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立川市立小学校における児童名簿の紛失について
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 立川市教育委員会は10月20日、立川市内の市立小学校において児童632人分の個人情報を記載した児童名簿を紛失したと発表した。名簿には、児童の氏名や生年月日、住所などが記載されており、誤廃棄した可能性が高いという。

 同教委によると、紛失した児童名簿1冊には平成27年度に在籍している全校児童632人分の氏名、生年月日、住所、電話番号、保護者名、同校に在籍する兄弟姉妹名が記載されている。保護者への連絡用として、職員室に保管してあったという。

 9月14日に使用したあと不明となり、校内を捜索した結果、古紙回収に誤廃棄した可能性が高かったという。古紙回収業者に確認したところ、回収した古紙は当日に圧縮処理を行うことから、個人情報漏えいの可能性は低いとしている。現在のところ、個人情報流出による被害は出ていない。

 同教委では、「本事案を重く受け止め、当該校および市内全校に対して、個人情報の取扱いについて徹底を図るよう改めて指導し、再発の防止に努めてまいります」とコメントしている。
《奥山直美》

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