【話題】3兆円!?の文房具図鑑に大反響、作家はなんと小学生

 ある小学生が夏休みの宿題で作った「文房具図鑑」がネットで話題を呼んでいる。丁寧に描かれたペンや消しゴム、修正テープなどのイラストもさることながら、鋭い洞察力で繰り広げられる商品レビューの出来は圧巻だ。

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 ある小学生が夏休みの宿題で作った「文房具図鑑」がネットで話題になっている。丁寧に描かれたペンや消しゴム、修正テープなどのイラストもさることながら、鋭い洞察力で繰り広げられる商品レビューの出来は圧巻だ。

 文具マニアをはじめとするネットユーザーから大きな反響を呼んでいるのは、小学6年生の山本健太郎くんが取り組んだ夏休みの課題作品「文房具図鑑」。課題を紹介する夏休み作品カードによると、「秋からこれを作っていました」とのこと。

 約1年を費やして制作した山本くんの文房具図鑑は、山本くんの手書きイラストと解説で文具ブランドや商品の紹介・レビューを行うもの。そのページ数は100を超え、取り扱っている文具は三菱鉛筆、トンボ、PILOT、コクヨ、ペンテルなどさまざま。海外発祥のブランドも扱っており、山本くんの文房具に対する興味の深さが伺える。オリジナルのマンガや文具比較コーナーも設けてあり、まさに「図鑑」と呼ぶにふさわしい内容だ。

 山本くんの文房具図鑑は成人の文具マニアも呼び寄せた。文具専門サイト「イロブン」を運営する文具ライターであるきだてたく氏は、文具店を営む知人がFacebook上で山本くんの作品を紹介しているのを発見。山本くんに興味をもったきだて氏は、情報発信者である知人を頼りに山本くんへのインタビューに成功する。文房具図鑑の詳細は、きだてたく氏が寄稿するWebサイト「デイリーポータルZ」で解説を交え紹介されている。きだて氏によれば、山本くんの作品は「本当に読み応えがたっぷりで素晴らしいもの」。

 文房具図鑑の価格表示は、なんと3兆円(税別)。とても手に入れることのできない価格だが、文房具図鑑を一目見たいとするネットユーザーからは「買えたら欲しい」「電子書籍化を願う」などの声があがっている。

◆山本くんの「文房具図鑑」に対するネットユーザーの反応
「欲しい!」「小学生文具博士“爆誕”ですね」「内容が濃密で本が重たそう」「もしかしたら将来の文具・文房具業界を引っ張っていく存在になるかも」「文具を背負って立つ男」「前日に課題をやっていた愚息に山本くんの爪の垢を煎じて飲ませたい」「おそろしく手間がかかった良レビュー」
《佐藤亜希》

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