東京大学が12月1日、初の実施となる平成28年度推薦入試の第1次選考合格者をホームページにて発表した。全学部合わせて149名が第1次選考に合格し、12月19日および20日に行われる面接などの次選考へ進む。 東京大学では、学部教育の総合的改革の一環として多様な学生構成の実現と学部教育の活性化を目指し、平成28年度入学者選抜から初めて推薦入試を導入した。 平成28年度推薦入試では、法学部に24人が出願（募集人員10人程度）、経済学部7人（同10人程度）、文学部10人（同10人程度）、教育学部9人（同5人程度）、教養学部17人（同5人程度）、工学部47人（同30人程度）、理学部32人（同10人程度）、農学部12人（同10人程度）、薬学部4人（同5人程度）、医学部医学科9人（同3人程度）、医学部健康総合科学科2人（同2人程度）が出願。提出書類、資料による第1次選考が実施された。 第1次選考の合格者として発表されたのは、法学部24人、経済学部7人、文学部10人、教育学部6人、教養学部11人、工学部44人、理学部24人、農学部12人、薬学部4人、医学部医学科5人、医学部健康総合科学科2人の、計149名。合格者数は多くの学部・学科で募集人員と同等か、上回る結果となった。 第1次選考の合格者は12月20日まで東京大学のホームページに掲載されるほか、学校長および志願者本人宛に通知書類が郵送される。 合格者は今後、12月19日、20日に実施される面接などの試験および平成28年1月16日、17日に実施される大学入試センター試験の受験を経て最終合格者が決定する。なお、最終合格者の発表は平成28年2月10日に東京大学ホームページに掲載される予定。
