教育ICT用語

IT投資意向は「アクティブラーニング」6割以上、関心はiPadや2-in-1

教育ICT 先生

IT製品の導入・活用状況(出典:TechTargetジャパン「教育機関のIT導入に関する調査レポート(2016年3月)」)
  • IT製品の導入・活用状況(出典:TechTargetジャパン「教育機関のIT導入に関する調査レポート(2016年3月)」)
  • 今後導入したい端末/ネットワーク製品(出典:TechTargetジャパン「教育機関のIT導入に関する調査レポート(2016年3月)」)
  • 今後IT投資を進めたい分野(出典:TechTargetジャパン「教育機関のIT導入に関する調査レポート(2016年3月)」)
 TechTargetジャパンが行った教育機関のIT製品導入に関する実態調査で、6割以上が今後IT投資を進めたい分野としてアクティブラーニングをあげていることが明らかになった。タブレットの導入意向も高く、iPadや2-in-1への関心が高かった。

 調査は、TechTargetジャパンが2015年12月7日~2016年2月18日、学校や学習塾、教育委員会など教育機関でのIT製品やサービスの導入に関与する会員を対象に、教育機関のIT製品導入の実態や関連製品の導入状況についてWebによるアンケートで調査した。総回答数は100件。

 IT製品の導入・活用状況は、「現在導入/刷新を進行中」が24.0%、「導入/刷新に向けて予算や導入時期を具体的に検討中」が16.0%と、4割の教育機関がIT導入に着手している。「すぐに導入/刷新はしないが、情報収集を継続」は30.0%となり、あわせて7割が導入に前向きなことがわかった。

 TechTargetジャパンは2014年度にも同様の調査を行っており、その時点で導入に前向きと答えた教育機関は74.9%だった。2014年度に比べ若干ポイントを下げたものの、教育機関のIT導入/刷新意欲はいまだ高いことがわかる。なお、「現在導入済みで新規導入/刷新は検討していない」は11.0%。「現在導入しておらず新規導入/刷新も検討していない」は5.0%だった。

 授業や講義で今後導入したい端末/ネットワーク製品としては、「iPadシリーズ(iPad miniを除く)」が37.0%ともっとも多くあげられた。「2-in-1端末(ノートPCとしてもタブレットとしても使える端末)のWindowsタブレット」が32.0%と続き、タブレットの注目度は高い。

 一方、「iPad miniシリーズ」は16.0%、「2-in-1端末以外のWindowsタブレット」は15.0%となった。iOSタブレットであればiPad miniよりもiPad、Windowsタブレットであれば通常のタブレットではなく2-in-1端末への関心が高いことがわかる。タブレット活用時に必要な「無線LANアクセスポイント」では、28.0%の機関が導入意欲を示した。

 今後IT投資を進めたい分野でトップとなったのは、「アクティブラーニング(能動的学習)」63.0%となり、2位の「反転授業/反転学習」38.0%に大差をつけた。3位は「アダプティブラーニング(適応学習)」32.0%となり、「教育クラウド」27.0%、「ラーニングアナリティクス(学習ビッグデータ分析)」27.0%、「プログラミング教育」26.0%と続く。

 アクティブラーニング自体はIT活用が必須となる取組みではないが、次期学習指導要領で重要とされるアクティブラーニングを、より効果的かつ効率的に進めるためにIT製品を生かそうとしている教育機関が多いためとTechTargetジャパンでは分析している。

 調査レポートの詳細は、TechTargetジャパンWebサイトより会員限定(登録無料)の無料ダウンロードで確認できる。
《勝田綾》

編集部おすすめの記事

特集

page top

人気ニュースランキングや特集をお届け…メルマガ会員はこちら