【大学受験】4技能検定の謎を紐解く、マナビジョン「英語研究室」

 ベネッセコーポレーションの高校生向けWebサイト「マナビジョン」では、大きく変わる大学の英語入試の仕組みを解説する連載を開始した。多くの大学の入試で使われる4技能英語検定について、「研究室」がわかりやすく説明する。

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高校生のための大学入試英語検定研究室
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 ベネッセコーポレーションの高校生向けWebサイト「マナビジョン」では、大きく変わる大学の英語入試の仕組みを解説する連載「高校生のための大学入試英語検定研究室」を開始した。多くの大学の入試で使われる4技能英語検定について、マナビジョン編集局の研究員がわかりやすく説明する。

 「読む」「書く」「聞く」に「話す」を加えた英語の4技能検定を大学入試に導入している大学は近年、増加傾向にある。たとえば、CEESとベネッセが共催する「GTEC CBT」は、導入を決定している大学は2016年8月時点で約100大学にのぼり、さらに増えていくことが予想されているという。マナビジョン編集局内に期間限定で設置されたとする「高校生のための大学入試英語検定研究室」では、変わる大学英語入試について4技能英語検定を中心に調査し、連載形式で解説する。

 公開されている連載第1回では、研究員であるサイトウ室長とサワダ研究員が、ベネッセコーポレーションの松原氏(マツバラさん)と対話する形で英語入試改革の背景に迫る。

 レポートによると、都市部だけでなく地方の中小企業でも海外進出が活発な現在では、外国で暮らす日本人が増加しているだけでなく、日本で暮らす外国人も増えていることを指摘。マツバラ氏によると、社会のグローバル化により英語が話せる人材が求められていることから、グローバル人材の確保に向けて、大学もスピーキングを入試に取り入れるようになった。そこで、多くの人が受験する大学の面接負担を軽減するために、4技能英語検定を入試前に受験してもらい、当日の試験と合わせて評価する形式を取り入れる大学が多くなったという流れを、具体的な大学名や数値などもあげて解説している。

 9月1日から始まった連載は、ほぼ毎週更新予定。第2回は4技能英語検定の種類について説明する。
《勝田綾》

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