QS世界大学就職ランキング2017…東大は国内2位、1位の私大は?

 世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、以下QS)は11月24日(現地時間)、「QS Graduate Employability Rankings 2017」を発表した。1位はスタンフォード大学。日本のトップは、総合26位の早稲田大学だった。

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  • QS Graduate Employability Rankings 2017
  • QS Graduate Employability Rankings 2017で世界26位、国内1位
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 世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、以下QS)は11月24日(現地時間)、2016年の世界大学就職ランキング「QS Graduate Employability Rankings 2017」を発表した。1位はスタンフォード大学。日本のトップは、総合26位の早稲田大学だった。

 「QS Graduate Employability Rankings 2017」は、雇用者による評価、卒業生の活躍、主要企業との共同研究実績(産学連携による収入)、企業などの学内採用活動、卒業生の就職率などを評価する5つの項目に沿い、世界300大学をランク付けしたもの。対象大学は「QS World University Rankings 2016-2017」に同じ。

 総合1位はスタンフォード大学。総合点は95.90点。雇用者による評価と共同研究実績で満点の100.0点を記録している。卒業生の就職率は75.5点。2位のマサチューセッツ工科大学(MIT)は総合点は95.80点、3位の清華大学は総合点95.20と、上位はいずれも僅差だった。

 国内トップは早稲田大学。同大学の国内1位は2015年に続き2度目。企業との連携した取組みは90.2点と高評価。企業との取組みは77.2点。ただし、採用に関わる企業と学生の連携については40.7点だった。東京大学は総合29位。卒業生の活躍と雇用者による評価が高く評価された。国内3位は東京工業大学、4位は名古屋大学と大阪大学。

 早稲田大学は今回の結果について「中長期計画“Waseda Vision 150”に沿ったさまざまな取組み」がおもに「卒業生の活躍を通して客観的に評価された結果といえる」とコメント。「人材育成という観点からもアジアのリーディングユニバーシティとして世界に貢献する大学であり続けるために、本学はさらなる改革を推進してまいります」と述べている。

◆QS世界大学就職ランキング
総合トップ10
1位 スタンフォード大学
2位 マサチューセッツ工科大学(MIT)
3位 精華大学
4位 シドニー大学
5位 ケンブリッジ大学
6位 エコール・ポリテクニーク
7位 コロンビア大学
8位 オックスフォード大学
9位 カリフォルニア大学バークレー校
10位 プリンストン大学

◆QS世界大学就職ランキング
国内トップ5
※( )内は総合順位
1位 早稲田大学(26位)
2位 東京大学(29位)
3位 東京工業大学(48位)
4位 名古屋大学(51-60)
4位 大阪大学(51-60)
《佐藤亜希》

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