課題解決型高度医療人材養成プログラム、筑波大ほか取組み状況

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放射線災害を含む放射線健康リスクに関する領域
  • 放射線災害を含む放射線健康リスクに関する領域
  • 慢性の痛みに関する領域
 文科省は12月21日、「課題解決型高度医療人材養成プログラム」選定大学の取組状況を公表した。テーマは「放射線健康リスク」と「慢性の痛み」。筑波大学など5大学による医療人材養成のための取組み状況を紹介している。

 「課題解決型高度医療人材養成プログラム」は、優れた医師・歯科医師・看護師・薬剤師などを養成するための教育プログラムを実践・展開する大学の取組みを支援するもの。平成28年8月に5大学を選定し、事業が開始されている。

 選定大学のうち、筑波大学と長崎大学は「放射線災害を含む放射線健康リスクに関する領域」がテーマ。筑波大学の事業では、福島第一原子力発電所の事故で浮き彫りとなった「放射線災害の全時相に対応できる人材養成」のため、教育システムの構築などを目指している。

 長崎大学は、広島大学と福島県立医科大学と連携。福島第一原子力発電所の事故により必要性が示された「放射線健康リスク科学教育」について、全国展開するための人材育成を目指し、さまざまな取組みを計画している。

 このほか、三重大学、山口大学、名古屋市立大学の3校は「慢性の痛みに関する領域」がテーマ。三重大学は慢性疼痛医療者の育成、名古屋市立大学は慢性疼痛患者の生きる力を支える人材育成に取り組んでいく。

 山口大学が選定されたのは、大阪大学、滋賀医科大学、愛知医科大学、東京慈恵会医科大学との共同事業。慢性の痛みに関する教育プログラムを5大学が協力して構築し、共通の教育資材の作成、モデル授業の実施なども計画されている。

 なお、文部科学省のWebサイトでは、各大学の事業の構想などが記載された申請書、事業概要、工程表、事業に対する推進委員会からのコメントを公表している。
《奥山直美》

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