2017年「今年の漢字」11/1より募集開始…スマホ応募をより簡単に

 日本漢字能力検定協会は、2017年の世相を表す漢字一字「今年の漢字」を11月1日~12月5日の期間、広く一般から募集する。今回よりスマートフォンからの応募をより簡単にし、応募箱、はがきと合わせて応募を募る。発表は12月12日の「漢字の日」に行う。

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2016年「今年の漢字」発表 (c) 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
  • 2016年「今年の漢字」発表 (c) 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
  • 漢字ミュージアム「今年の漢字」展 (c) 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
  • 2017年「今年の漢字」スマートフォン応募画面 (c) 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
  • 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 2017年「今年の漢字」
 日本漢字能力検定協会は、2017年の世相を表す漢字一字「今年の漢字」を11月1日~12月5日の期間、広く一般から募集する。今回よりスマートフォンからの応募をより簡単にし、応募箱、はがきと合わせて応募を募る。発表は12月12日の「漢字の日」に行う。

 1年を振り返る恒例行事となっている「今年の漢字」。国民ひとりひとりに1年を振り返ってもらい、世相を表す漢字を考えることを通じて漢字の持つ奥深い意義を再認識してもらうことを目的に、1995年から毎年開催している。日本全国や一部海外からの応募を集計し、もっとも応募数が多かった漢字が「今年の漢字」として選ばれる。決定した「今年の漢字」は、12月12日の「漢字の日」前後に京都・清水寺の森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)により発表する。2017年の発表日は12月12日。

 23回目となる今回は、より多く応募してもらえるよう会員登録をしなくてもスマートフォンから応募できるようになるという。スマートフォンからの応募をより簡単にし、特設応募サイト、はがき、全国900か所以上の書店・図書館などに設置される応募箱と、さまざまな方法で2017年を表す漢字一文字とその理由を広く募集する。また、個人での応募のほか、学校や企業などからの団体応募も受け付ける。

 2016年は、リオオリンピックの日本人選手の「金メダルラッシュ」と4年後の東京オリンピックへの期待が高まった年。一方で、前東京都知事の政治資金問題、築地市場の豊洲移転問題など、政治と「金」(カネ)の問題が次々と浮上したことから、15万3,562票の応募の中から6,655票を集めた「金」が選ばれている。

 特設サイトでの応募受付は11月1日午前9時より開始。応募箱の設置場所については11月中旬にWebサイトに掲載予定。応募方法など詳細はWebサイトで確認できる。

◆2017年「今年の漢字」
応募期間:2017年11月1日(水)~12月5日(火)必着
応募方法:はがき、特設Webサイト、応募箱(全国900か所以上の書店や図書館などに設置)
発表:2017年12月12日(火)京都・清水寺
プレゼント:
【個人応募】
・漢検オリジナル図書カード1万円分(5名)
・漢検オリジナル図書カード5,000円分(10名)
・漢検オリジナル図書カード500円分(25名)
・漢検オリジナル消しゴム(60名)
【団体応募限定】
・漢検オリジナル消しゴム(3,000名)
《畑山望》

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