小児科経験ある看護師のベビー・キッズシッター、都内でサービス開始

 kidsは2018年10月3日、小児科経験のある看護師のみで行うベビー・キッズシッターサービス「メディキッズ」の提供を開始。すべて看護師免許を取得しているスタッフのため医師の指示のもと医療行為を行うことが可能。港区を拠点に千代田区、中央区からサービスを開始する。

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風邪の子ども(画像はイメージ)
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 kidsは2018年10月3日、小児科経験のある看護師のみで行うベビー・キッズシッターサービス「メディキッズ」の提供を開始した。すべて看護師免許を取得しているスタッフのため医師の指示のもと医療行為を行うことが可能。東京都港区を拠点に千代田区、中央区からサービスを開始する。

 現在東京都では、待機児童解消を目指し保育所や認定保育園が増加しているものの、急な発熱や感染症が疑われる場合は預けることができず、核家族化の増加により困ったときに頼れる人が身近にいないため子育てに不安や負担を感じやすいといった課題が浮き彫りになっている。

 kidsでは、ベビー・キッズシッターサービスの中に小児科経験のある看護師のシッターサービスがあれば、家族は少しでも安心して病児や重症心身障害児を預けられるのでは、との思いから「メディキッズ」の提供を開始する。

 従来のシッターサービスとは異なり、すべてのスタッフが看護師免許を取得しているため、医師の指示のもと気管切開や鼻・口からの吸引、吸入、血糖値測定やインスリン投与、経管栄養や投薬などの医療行為を行うことができる点が最大のポイント。病気などに関する知識・経験があるため、異常の早期発見や状態に応じたケアが可能になる。

 サービスは会員制。面談を行った後に会員契約となる。現時点でのサービス提供エリアは港区、千代田区、中央区で、順次拡大を予定している。利用時間は平日の午前7時から午後9時まで。2時間以上、10分単位で利用可能。保育園に預けている際に発熱した場合も、保育園へ迎えに行き、必要であれば病院へ付き添ったあと保護者の帰宅まで預かるといったサービスも可能だという。

 利用料金は、入会金8万円、月会費1万円、実際にシッターサービスを利用する際のシッティング料が1時間あたり6,000円。そのほか交通費は実費精算。すべて1家庭あたりの料金で、預ける子どもの人数は何人でも可。子どもに関することであれば、沐浴・入浴介助・食事介助・医療行為など追加料金なしで行うという。問合せはWebサイトで受け付けている。

◆メディキッズ 概要
対象:年齢制限なし(医療行為が必要な場合は15歳以上でも預かり可)
サービスエリア:東京都港区、千代田区、中央区(順次拡大予定)
利用時間:平日7:00~21:00(2時間以上、10分単位で利用可)
利用料金:入会金 8万円、月会費 1万円、シッティング料 6,000円/時、交通費 実費
※すべて1家庭あたりの料金、子どもの人数による追加料金なし
問合せ:メディキッズWebサイトから申し込む
《畑山望》

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