【夏休み2023】宿題「終わらせる」9割…親が手伝う回答も

 グループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を運営するイオレは2023年7月26日~8月1日に、小学生をもつ会員世帯を対象に「夏休みの宿題に関するアンケート」を実施。宿題の進め方などのアンケートをインターネットによる調査で行った。有効回答数は270件。

教育・受験 小学生
夏休みの宿題アンケート
  • 夏休みの宿題アンケート
  • 宿題の進め方
  • 最後まで残りがちな宿題
  • 夏休みの宿題で親が手伝う宿題
  • 夏休みの宿題は子供にとって必要だと思うか。

 グループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」を運営するイオレは2023年7月26日~8月1日に、小学生をもつ会員世帯を対象に「夏休みの宿題に関するアンケート」を実施。宿題の進め方などのアンケートをインターネットによる調査で行った。有効回答数は270件。

 夏休みの宿題の進め方についての設問では、約5割が「計画的に毎日少しずつ取り組む」と回答し、2人に1人が計画的に進めている結果となった。「夏休み始めのうちに全部終わらせる」は41.5%と、前年から3.9%上昇。宿題を早めに終わらせ、旅行や習い事、自主学習といった宿題以外のことに集中する子供が年々多くなっている傾向が見受けられた。全体の9割近くが夏休み終盤に慌てることなく宿題を終えており、計画的に進めている子供が多いことがうかがえる。

 そのほか、宿題の進め方については「学習の積み重ねを重視して計画的に毎日少しずつ取り組む」「親のチェックの甘さから夏休み最後に慌ててやる」「だらだら過ごして全部終わらせず新学期を迎える」といったさまざまな回答もあった。

 最後まで残りがちな宿題では、第1位が「読書感想文」であった。本の読解、手直しに時間を要するという声があった。また、親が手伝う宿題の第1位は「自由研究」と3年連続で同じ結果に。夏休みの宿題に頭を悩ませるのは子供だけではないことが見受けられた。

 では、「夏休みの宿題は必要か?」という設問に対しての回答はどうか。「必要」と答えたのが63.7%、「不必要」と答えたのは6.7%という結果となった。宿題は必要だと思う一方で、内容に対しては不満をもっている保護者も29.6%いることがわかった。

 必要だと思う宿題では圧倒的に「ドリル」が多く、およそ8割が必要と答えた。次に「夏休みの日記」「自由研究」が続く。対して、不要だと思う宿題として多かったのが「習字」「ポスター」「読書感想文」という結果となった。

 宿題についてのコメントでは、「むしろ必ず提出するものが少なくて驚いた」「両親共働きの中ドリルの丸付けや応募作品も親が結局手伝うことが不満」といった声も寄せられた。

 調査では、このほか「観察日記」や「ワンミニッツエクササイズ」「給食献立コンテスト」など、独自のユニークな宿題を実施している学校があることも明らかとなった。

《日高紋佳》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top