台風13号、9/8に関東や東海に接近・上陸の恐れ

 台風13号は2023年9月7日午後3時、日本の南を時速25キロで北北東に進んでいる。8日には、関東や東海に接近し、上陸する可能性がある。台風13号の接近にともない、東海道新幹線は計画運休の可能性を発表している。

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台風13号(台風経路図)2023年9月7日15時
  • 台風13号(台風経路図)2023年9月7日15時
  • JR東海の台風13号接近にともなうお知らせ(2023年9月7日)
  • JR東日本の台風13号接近にともなうお知らせ(2023年9月7日)

 台風13号は2023年9月7日午後3時、日本の南を時速25キロで北北東に進んでいる。8日には、関東や東海に接近し、上陸する可能性がある。台風13号の接近にともない、東海道新幹線は計画運休の可能性を発表している。

 気象庁が2023年9月7日午後4時35分に発表した台風情報によると、台風13号は7日午後3時に日本の南に位置し、1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進行中。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。中心から南東側220キロ以内と北西側165キロ以内では、風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 台風13号はその後、日本の南を北上、8日午後には東日本にかなり接近し、上陸する恐れがある。東日本や東北地方では、台風周辺や台風本体の暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になる。伊豆諸島では、7日夜から8日午前中にかけて、線状降水帯が発生、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性ある。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒する必要がある。

 ウェザーニュースによると、台風13号は今後も日本の南海上を北上する予想で、7日午後から8日にかけて伊豆諸島では風雨が強まる恐れがあり、8日には関東や東海の本土に接近し、上陸する可能性がある。それほど発達した台風でないとはいえ、上陸した場合は強風や高波、局地的な激しい雨などが想定されることから、今後の情報に注意するよう呼びかけている。

 台風13号接近にともない9月7日、JR東海は東海道新幹線の計画運休について発表した。沿線で大雨や強風の可能性があることから、8月午前を中心に列車の遅れや急きょの運転見合わせなどが発生する場合があると説明。台風の影響によっては、列車の運休や長時間にわたる運転見合わせが発生する恐れもあるとしている。

 JR東日本でも9月7日、台風13号の接近にともない、関東エリアの一部線区や特急列車に運転取り止めが発生すると発表した。今後の気象状況によっては、そのほかの線区でも遅れや運休、行き先変更が発生する可能性があり、状況によっては通常より目的までの所要時間が多くかかることがあるという。

 また、東日本高速道路(NEXCO東日本)も9月7日、台風13号の影響により8日から9日ごろにかけて、関東地方や東北地方を含む広い範囲で大雨・強風の恐れがあり、高速道路でも交通規制を行う可能性があると発表。外出前に最新の気象予報・道路交通情報を確認するようお願いしている。

《奥山直美》

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