七五三の衣装、子供は「着物・袴」8割…両親は洋装が過半数

 OurPhotoは2023年9月14日、「七五三イベントに関する実態調査」の調査結果を発表した。7割以上の人が、七五三衣装の着用、スタジオ撮影、神社・お寺での参拝を七五三イベントとして実施していることがわかった。11月15日当日の実施は9.0%と少数だった。

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七五三イベントに関する実態調査
  • 七五三イベントに関する実態調査
  • 七五三イベントで何を実施したか
  • 七五三イベントには、誰が参加したか
  • 七五三イベントはいつ実施したか
  • いつごろから七五三イベントの準備を始めたか
  • 当日や準備を含め、七五三イベントで大変だったことは?
  • 七五三イベント時に準備して良かったものは?
  • 七五三当日の子供の服装は?

 OurPhotoは2023年9月14日、「七五三イベントに関する実態調査」の調査結果を発表した。7割以上の人が、七五三衣装の着用、スタジオ撮影、神社・お寺での参拝を七五三イベントとして実施していることがわかった。11月15日当日の実施は9.0%と少数だった。

 「七五三イベントに関する実態調査」は、2023年8月25日から9月2日にかけて、2022年に七五三イベントを実施した保護者を対象にインターネットで実施した。有効回答数は166名。

 七五三イベントで実施したイベントについて聞いたところ、「七五三衣装の着用(81.9%)」がもっとも多く、ついで「スタジオ撮影(前撮り・後撮りを含む)(72.9%)」「神社・お寺での参拝(70.5%)」となり、上位3つを7割以上の人が実施している結果となった。

 七五三イベントの参加者は「父母(98.2%)」に加え、兄弟が・姉妹がいる場合は「兄弟・姉妹(41.6%)」、ついで「母方の祖父母(34.9%)」「父方の祖父母(28.9%)」となった。

 実施時期は、七五三当日の11月15日を起点に、「1週間前~1か月前(24.7%)」がもっとも多く、ついで「11月16日以降(19.3%)」「前日~1週間前(16.9%)」となった。「11月15日当日」の実施率が9.0%という結果から、約9割の人が日程をずらして実施していることがわかった。

 準備を始めた時期について聞いたところ、もっとも多かったのが「1か月前~2か月前(28.9%)」で、「1週間前~1か月前(19.3%)」「3か月前~半年前(18.1%)」「2か月前~3か月前(15.1%)」と続く。

 当日や準備などを含めて、七五三イベントで大変だったことは「子供の機嫌を損ねずにイベントをこなすこと」と「子供が慣れない着物や袴、草履などで過ごすこと」が42.8%で同率1位となった。3位が「イベント実施日の調整(30.1%)」、4位が「七五三当日のスケジューリング(27.7%)」とスケジュール調整が大変だったということがわかる。

 七五三イベント時に準備して良かったものは、1位「子供の移動用の履き慣れた靴」、2位「子供の好きなお菓子やジュース」、3位「子供の着替え用の服」という結果になった。

 子供の服装は、「着物、袴(77.1%)」が最多で、伝統的な着物や袴が依然として圧倒的に人気であることがわかる。子供の衣装の手配は、1位「レンタルした(65.1%)」、2位「家族・親戚・知人などのおさがりを着用した(18.7%)」、3位「購入した(16.9%)」となった。メイクや着付けは、「写真スタジオでやってもらった(42.8%)」「自宅で両親や親族が仕上げた(38.6%)」となった。両親の服装は「父母ともに洋装(ワンピース、スーツなど)」が53.0%と過半数以上を占めた。

 七五三イベント実施にかかった費用の総額の最多は「4万円~6万9,999円(44.0%)」で、「1万円~3万9,999円(32.5%)」「7万円~9万9,999円(14.5%)」と続く。かかった費用について、過半数が「想定通りだった(54.2%)」と回答している。祖父母から費用に対する援助は、半数以上が「援助はなかった(58.4%)」と回答しており、多くの人はお祝い金以外で祖父母から費用の援助を受けていないことがわかった。

《中川和佳》

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