PGF生命は40～69歳の男女を対象とした親子関係に関するアンケート結果を公開した。約半数が親から金銭面の支援を受けており、受けたものの5位は「子供の教育資金」で実際の支援額平均は175万円であることが明らかになった。
「『おとなの親子』の生活調査2023」は、2023年9月29日から10月2日にかけて、ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする70歳以上の実の親がいる全国の40～69歳の男女を対象に、インターネットで実施した。有効回答数は2,000サンプル。有効回答から性別×年代区分が均等になるように抽出した。（内訳は40代男性333名、50代男性334名、60代男性333名、40代女性333名、50代女性334名、60代女性333名）
親子間の金銭面の支援について質問した。これまでに、親から金銭面の支援を受けたことがあるかを聞いたところ、「受けたことがある」は46.8%、「受けたことはない」は53.2%となった。親から金銭面の支援を受けたことがあるものを聞いたところ、1位「結婚費用」（23.1%）、2位「生活費（社会人以降）」（20.1%）、3位「不動産購入時の頭金」（14.6%）、4位「自動車購入時の頭金」（12.5%）、5位「子供の教育資金」（12.3%）となった。
これまでに支援を受けたことがある人の支援額の平均は「結婚費用」は131.8万円、「生活費（社会人以降）」は143.2万円、「不動産購入時の頭金」は494.5万円、「自動車購入時の頭金」は131.3万円、「子供の教育資金」は175.4万円となった。
他方、全回答者（2,000名）に、これまでに、親に金銭面の支援をしたことがあるかを聞いたところ、「したことがある」は26.3%、「したことはない」は73.8%となった。年代別にみると「したことがある」と回答した人の割合は、50代では28.1%、60代では28.2%と、40代（22.4%）と比べて5ポイント以上高くなった。
