成人式は2割以上が費用援助なし、5割ご祝儀なし…Z世代調査

 OurPhotoは2023年12月27日、2023年に成人式を迎えた416名を対象に実施した「成人式最新実態調査2023」の調査結果を公表した。その結果、2割以上は両親などから成人式関連の費用援助がなく、約5割がご祝儀がないことも明らかとなった。

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成人式 最新実態調査2023
  • 成人式 最新実態調査2023
  • 成人式を迎えるにあたって実施したイベント
  • 成人式を迎えるにあたって実施したイベントの準備や予約などを始めた時期
  • 成人式当日に大変だったことや苦労したこと
  • 自身が着用した衣装が「和装」か「洋装」か
  • 衣装へのこだわり
  • 成人式のイベントにかかった費用
  • 両親や祖父母からの費用に対する援助

 OurPhotoは2023年12月27日、2023年に成人式を迎えた416名を対象に実施した「成人式最新実態調査2023」の調査結果を公表した。その結果、2割以上は両親などから成人式関連の費用援助がなく、約5割はご祝儀がないことも明らかとなった。

 OurPhotoは、新型コロナウイルスの5類移行後初の成人式を目前に、2023年に成人式を迎えた416名を対象に12月15日~17日の期間、「成人式最新実態調査2023」としてインターネットによる調査を実施した。

 成人式を迎えるにあたって実施したイベントについて尋ねたところ、「地元の式典への参加」50.0%が最多となったが、半数にとどまる結果となった。ついで「衣装の着用(振袖/袴、スーツ/ワンピースなど)」45.2%、「スタジオ撮影」38.5%ということが明らかとなった。

 イベントの準備や予約などを「いつごろから始めたか」について、1位は「成人式当日」15.7%となった。ついで、成人式の「2~3か月前」14.2%、「1週間~1か月」13.5%で、成人式の「1週間~半年前」から準備をしたのは3割以上(36.3%)、「1年以上前から」は2割(19.4%)であることがわかった。

 成人式当日に大変だったことや苦労したことは、「特になし」が62.2%と半数以上。「着付けや美容院の時間が伸びてしまった」「自分や家族で着付けをしたがうまくいかなかった」といった「衣装(振袖や袴)の着付け」に関して苦労したという回答は、あわせて24.6%であった。

 成人式を迎えるにあたって実施したイベントで「衣装の着用」と回答した人に、自身が着用した衣装が「和装」か「洋装」か尋ねたところ、「和装(振袖、袴)」が80.9%を占める結果となった。男女別でみると、女性は89.8%が和装を着用する一方で、男性は72.7%が洋装であることが判明した。OurPhotoは、和装の着用割合は圧倒的に女性が多く、成人式の衣装として定着していることがうかがえるとコメントしている。

 また、「衣装の着用」と回答した人にこだわりを尋ねたところ、「衣装レンタル店で早いうちから探して予約した」が43.6%と最多で、「親や祖父母が着たものを着用した」28.2%、「衣装を自分らしくアレンジした」12.8%と続いた。また、7.4%は衣装に「推しカラー」を取り入れていることがわかったという。

 「成人式のイベント」にかかった費用については、「自分で払っていないので詳しくは知らない、わからない」という回答が29.8%と最多。一方、両親や祖父母から費用に対する援助があったかについての質問では、2割以上(24.3%)が「なし」と回答した。また、新成人のご祝儀については「もらっていない」45.7%が最多となった。

 調査の詳細については、OurPhotoの親会社である「うるる」のWebサイトにて確認できる。

《いろは》

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